これからの展覧会

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扇の国、日本

2018年11月28日(水)~2019年1月20日(日)

細く折り畳める「扇」が、日本の発明品であることをご存知でしょうか。扇は、宗教祭祀や日常生活、芸能や遊戯の場など、日本人の暮らしと深く広く関わり、装飾的に発展してきました。常に携帯できる扇は、いつでもどこでも楽しめる、最も身近な「生活の中の美」だったともいえるでしょう。さらに扇は、屛風や巻物、そして工芸や染織などとも結びついて多彩な作品を生み出しました。本展では、日本人が愛した悠久の扇の世界をご紹介します。

重要文化財《扇面流図(名古屋城御湯殿書院 一之間北側襖絵)》 四面のうち二面 江戸時代 
寛永10年(1633)頃 名古屋城総合事務所

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河鍋暁斎 その手に描けぬものなし

2019年2月6日(水)~3月31日(日)

多様な分野で活躍した画鬼・河鍋暁斎。その画業については、長らく風刺画や妖怪画などに焦点が当てられてきました。しかし近年の研究により、駿河台狩野家の伝統を受け継ぐ筆法と、独特な感性をもとに活躍の場を広げていった姿が明らかになりつつあります。本展では、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開いた暁斎の足跡を展望するとともに、先人たちの作品と真摯に向き合った暁斎の作画活動の一端を浮き彫りにします。

《枯木寒鴉図》 河鍋暁斎 一幅 明治14年(1881) 榮太樓總本鋪

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nendo × Suntory Museum of Art
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左脳と右脳でたのしむ日本の美

2019年4月27日(土)~6月2日(日)

人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをします。作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。本展は、デザインオフィス nendo代表・佐藤オオキさんが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。つまり、1つの展覧会のようで、2度たのしめる展覧会なのです。さて、あなたは理論派?それとも直感派?

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遊びの流儀
遊楽図の系譜(仮称)

2019年6月26日(水)~8月18日(日)

「遊びをせんとや生まれけむ」とは、『梁塵秘抄』の有名な一節です。この展覧会は美術のテーマとなった「遊び」に着目し、 双六やカルタ、舞踊やファッションなど、男女が熱中し楽しんだ様々な遊びの変遷をながめます。とくに近世初期の「遊楽図」の名品を通して、ある時は無邪気に、またある時はものうげに遊び暮らした先人たちの、遊びの極意や、浮世を生きる術に、思いを馳せるひとときをお届けします。

国宝《婦女遊楽図屛風(松浦屛風)》 六曲一双のうち右隻(部分) 江戸時代 17世紀 大和文華館

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美濃の茶陶(仮称)

2019年9月4日(水)~11月10日(日)

茶の湯のための、新しい日本のやきものが創造された桃山時代。美濃(岐阜県)では、力強い形姿、色彩、意匠をもつ新しい茶陶「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部」がいっせいに花開き、もてはやされました。本展では当時の美術工芸諸分野との比較も試みながら、その大らかで個性的な造形的魅力の秘密に迫ります。また、美濃の茶陶が大正時代から昭和にかけて再び高い評価と人気を得てゆく様相も、名品によってご紹介します。

《鼠志野柳文平鉢》 美濃 一口 桃山時代 16~17世紀 サントリー美術館

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