2022年6月29日(水)~8月28日(日)
古来日本人は自らの思いを美しい風景に託し、和歌に表わしてきました。それはやがて特定の土地に決まった情緒が結びつき、実際の風景を知らずとも和歌にこめられた思いを共有できる「歌枕」となります。歌枕は絵画や工芸意匠としても生活を彩ってきましたが、和歌が身近な存在ではない今、歌枕に共感を寄せることは難しいかもしれません。そこで本展では、さまざまな美術作品を通して、皆様と再び歌枕を共有することを試みます。
重要文化財 小倉山蒔絵硯箱 一合 室町時代 15世紀 サントリー美術館
2022年9月14日(水)~11月13日(日)
大阪市立美術館は、市民が優れた美術文化に接する機会を提供し、生活に潤いをもたらすとともに、美術家の活動を助成し、広く大阪の文化振興に資することを目的として、昭和11年(1936)5月に開館しました。長年にわたり築かれたコレクションは、日本・中国の絵画や書蹟、彫刻、工芸など約8,500件を数えます。本展では、大阪市立美術館が大規模改修工事のために令和4年(2022)秋から休館するのを機に、同館が誇る東洋美術の精華を東京でご紹介します。
晩秋 上村松園 昭和18年(1943) 大阪市立美術館(住友コレクション)
2022年11月30日(水)~2023年1月22日(日)
春は桜、秋は楓、秋草。四季を彩る美の競演は、日本美術の永遠不滅のテーマです。京都・東山の総本山智積院には、狩野永徳と並び称される桃山時代の巨匠・長谷川等伯(1539~1610)率いる一門によって、豊臣秀吉の子鶴松の菩提寺祥雲寺に描かれた金碧障壁画群が大切に守られてきました。今回は総本山智積院の名宝を一堂に集め展示するとともに、誰もが知る「桜図」「楓図」「松に秋草図」が寺外で初めて揃って公開される貴重な機会となります。
国宝 楓図襖 長谷川等伯 四面 桃山時代 16世紀 智積院
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