2022年2月6日(日)
正倉院宝物の精巧な再現模造の数々を一堂に公開する本展覧会に関連し、「螺鈿紫檀五絃琵琶」の再現模造に携わった漆工芸家の北村 繁氏による講演会を開催しました。模造製作のながれや、ご担当された螺鈿や玳瑁の加工を中心に、製作者ならではの視点でお話しいただきました。参加者の方からは、高度な技術を要する作業工程に驚嘆と感心の声が多くあがりました。
講師: 北村 繁氏(漆工芸家)
2022年1月26日(水)
天皇陛下の御即位をはじめとする皇室の御慶事を記念し、正倉院宝物の精巧な再現模造の数々を一堂に公開する本展覧会の開幕に合わせ、宮内庁正倉院事務所長の西川 明彦氏による講演会を開催しました。1300年の長い間受け継がれてきた正倉院宝物とその模造事業について、模造制作の意義や伝統技術の継承に対する思いなどをお話しいただきました。
講師: 西川 明彦氏(宮内庁正倉院事務所長)
2021年11月28日(日)
サントリー美術館 開館60周年記念展 千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」にちなみ、四天王寺の一本 崇之氏による講演会を開催しました。太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺と太子のつながり、現代まで続く太子信仰の広がりについての貴重なお話をしていただきました。
講師: 一本 崇之氏(四天王寺勧学部文化財係主任・学芸員)
2021年11月23日(火・祝)
サントリー美術館開館60周年を記念し、元サントリー美術館主席学芸員の榊原悟氏による記念講演会「思い出すこと」を開催しました。60周年を迎えたサントリー美術館の歴史を振り返るとともに、展覧会開催の思い出や、「生活の中の美」の基本理念のもとに収集したコレクションの裏話などをたっぷりとお話しいただきました。
講師: 榊原 悟氏(岡崎市美術博物館特任館長/元サントリー美術館主席学芸員)
2021年10月10日(日)
開館60周年記念展の「刀剣もののふの心」の開催にちなみ、京都国立博物館工芸室主任研究員の末兼 俊彦氏による講演会を開催しました。
展示作品の解説のみならず、幅広い視点から刀剣文化や鑑賞についてお話しいただき、熱心にメモをとるお客様も多くいらっしゃいました。
応募者多数のため追加開催も行い、合計約100名のお客様にお楽しみいただきました。
講師: 末兼 俊彦氏(京都国立博物館工芸室主任研究員)
2021年8月17日(火)
2014年にスタートしてから、夏休みの恒例イベントとなっていた「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」。今年はオンライン形式に加えて、休館日に人数を限定した親子向けの館内プログラムを開催しました。自分で作った「よくみーるスコープ」を使って細かいところまで集中して作品を鑑賞していただきました。また、おうちでもイベントや展覧会の様子がたのしめるコンテンツとして、館内からYouTubeで生配信も行いました。
2021年8月2日(月)
2014年から開催してきた小中学生とその保護者向け特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」。2021年はおうちで楽しめるオンライン形式を中心に、館内プログラムも開催しました。
8月2日(月)~8月29日(日)期間限定の特設ウェブサイトで、子ども向けの動画や読み物などを公開しました。
特設ウェブサイトはこちら(終了しました)
2021年8月18日(水)
作品と対峙したときの心のざわつきをじっくりと感じていただくため、人数を限定し、閉館後に「静寂鑑賞会」を開催いたしました。「ざわつく日本美術」展は写真撮影が可能でしたが、本イベント中は撮影・会話をご遠慮いただき、静かな空間の中で自分の心のざわつきに耳を傾けながら鑑賞をお楽しみいただきました。
2020年10月10日(土)、11月5日(木)
サントリー美術館開館前および閉館後に展覧会を「ゆったり・じっくり」お楽しみいただける特別開館を、人数限定で開催いたしました。イベント中、本展覧会担当学芸員が館内巡回をして参加の皆さんの質問を受けるなど、展覧会をより深く楽しめるイベントとなりました。
2020年8月11日(火)
2014年から開催してきた小中学生とその保護者向け特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」ですが、2020年は初めて、おうちで楽しめるオンライン形式で開催。8月11日(火)~9月13日(日)期間限定の特設ウェブサイトで、子ども向けの動画や読み物などを公開しました。
特設ウェブサイトはこちら(終了しました)
2020年8月1日(土)
「エデュケーターによる鑑賞ガイド」は、これまで「フレンドリートーク」として開催してきたやさしい展示解説です。リニュ―アル・オープン後から名称を変更し、「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展のみどころを章立てに沿ってスライドを使って紹介しました。隔週土曜日、6階ホールにて参加人数を制限し、客席の間隔を広くあけるなど、新型コロナウイルス感染予防対策のもと開催しました。
講師: 当館エデュケーター 撮影:田山達之 会場:6階ホール
2019年10月6日(日)
改修工事に伴う休館を前に、体験型ミニレクチャー「はじめてひらく美のとびら」シリーズを通常よりも少人数でおこなう特別編を開催いたしました。今回展のミニレクチャーでおこなっている「やきものの巻」を、当館の点茶席で実際に使用している桐箱での実演も交えながら、じっくりと取り組みました。また、普段は非公開のお茶室「玄鳥庵」を見学し、講師の河田宗愛先生から茶道の心や茶室でのふるまいについてお話をうかがい、薄茶とお菓子をお楽しみいただきました。大切なやきものを受け継ぐ心配りや作法を知り、一期一会を大切にする茶の湯の特別な時間を過ごすことができました。
講師: 河田宗愛氏、当館エデュケーター、協力:目黒東籬庵茶道教室、撮影:田山達之
2019年9月29日(日)
「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展を記念し、東京藝術大学 名誉教授の竹内順一氏による記念講演会を開催しました。まず美濃焼の歴史について生産地側、消費者側の立場からご説明いただき、「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部」それぞれのルーツや描かれたモチーフ、制作背景について参考画像を交えながら美濃焼の魅力を詳しくお話いただきました。
講師: 竹内順一氏(東京藝術大学名誉教授)
2019年9月16日(月・祝)
第27回目のミニレクチャーでは「やきものの巻~桐箱のひみつ~」を開催しました。今展覧会のテーマである「美濃焼」の見どころに触れながら、やきものがどのように保管されているのかなど、幅広い視点からやきもの鑑賞のポイントをご紹介しました。桐箱にやきものを収め、紐を掛ける作法の体験を通して、先人たちのものを大切に思う気持ちを感じていただけたのではないでしょうか。
講師: 当館エデュケーター
2019年8月6日(火)
休館日の美術館を小中学生とその保護者限定で無料開放する特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」を開催しました。「遊びの流儀 遊楽図の系譜」展に関連した教育普及プログラムが目白押しだった1日の様子をレポートします!
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2019年7月21日(日)
「遊びの流儀 遊楽図の系譜」展を記念して武蔵大学教授の丸山伸彦氏、国立歴史民俗博物館教授の大久保純一氏、当館学芸員によるトークセッションを開催しました。展覧会を担当した当館学芸員が聞き手となり、丸山氏には遊楽図にみる衣装の変遷、大久保氏には遊楽図に描かれた盤双六や絵双六など、それぞれの専門分野の視点から日本美術に描かれた遊びや楽しみごとを幅広く語っていただきました。時折学生時代のエピソードも交えながら、なごやかなトークとなりました。
講師: 丸山伸彦氏(武蔵大学教授)、大久保純一氏(国立歴史民俗博物館教授)、聞き手:石田佳也(サントリー美術館学芸部長)
2019年7月20日(土)
「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」の事前開催プログラムとして、中学生を対象に「遊びの流儀 遊楽図の系譜」展の魅力を伝えるカルタ作りのワークショップを行いました。担当するカルタの文字を決めた後、展示室で遊楽図などの作品を鑑賞しながら、カルタにしたいと思う「遊び」を探しました。小学生に伝えるにはどんな読み札が良いのか、どんな絵札を描くかを、みんなで相談し合いながら個性あふれるカルタを完成させました。
講師: 当館エデュケーター
2019年6月30日(日)
第26回目のミニレクチャーでは「遊楽図の巻」を開催しました。遊楽図には、人々が遊んでいたり集っていたりする様子が描かれています。美術のテーマとして描かれた「遊び」とはいったいどんなものがあったのか、遊楽図を細かく見ながら昔の人々遊びをご紹介しました。また、テーブルごとに、展示されている屏風の複製画像を見て会話しながら、さまざまな遊びを見つけました。遊楽図からの意外な発見に会場は大いに盛り上がりました。
講師: 当館エデュケーター、撮影:田山達之
2019年5月25日(土)
デザインオフィスnendoがデザインした、コクヨ株式会社の接着・粘着用品「GLOO」を使った簡単な工作をおこないました。当館の「はじめてひらく美のとびらシリーズ」でおなじみのミニ掛軸や、展覧会に出品されていた尾形乾山の重要文化財「白泥染付金彩薄文蓋物」をもとにした小箱を作りました。プログラムには、お子様から大人まで約500人の方にご参加いただき、「貼る」を創造的な行為に変えるアイテムである「GLOO」の使い心地を体験していただきました。
講師: 当館エデュケーター、協力:コクヨ株式会社、撮影:田山達之
2019 年4月26日(金)
本展の企画・展示デザインを当館と共同で手がけたデザインオフィスnendo代表 佐藤オオキ氏とラジオパーソナリティのクリス智子氏によるトークイベントを、東京ミッドタウン・カンファレンス ルーム9で開催しました。
「information」と「inspiration」の2つの視点で作品を鑑賞する本展の楽しみ方や、展覧会開催に至るまでの制作秘話、またデザイナーならではの視点で考えるこれからの美術館の在り方まで話が広がりました。お二人の息の合った掛け合いトークで満員の会場は大いに盛り上がりました。
講師: 佐藤オオキ氏(デザインオフィスnendo代表)、クリス智子氏(ラジオパーソナリティー)、撮影:田山達之
2019年2月22日(金)
「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展の担当学芸員による、展示室内での展示解説ツアーを開催しました。ツアーでは、河鍋暁斎とゆかりある人物とのエピソードや当時の時代背景なども交えて、暁斎作品の魅力をお伝えしました。作品の前で語られるユーモアあふれる解説に、参加者の皆さんは時折笑いながら、楽しんで耳を傾けていました。
講師: 当館学芸員
2019年2月10日(日)
第25回目のミニレクチャーはこれまで開催したこともある人気のプログラム、「掛軸の巻」を開催しました。掛軸の歴史や各部の名称、数え方など展示鑑賞に役立つポイントをスライドでご紹介したあと、紙でミニ掛軸を作っていただきました。参加者からは、掛軸の仕立てについて深く知ることができて楽しかったといった声が寄せられました。
講師: 当館エデュケーター
2018年12月7日(金)
落語家の柳家三三師匠をお招きし、「扇の国、日本」展の記念イベントを開催しました。
前半は三三師匠と当館学芸員による扇についてのトーク。扇の歴史や使われ方などが、落語家ならではの視点も交えて語られました。後半は落語を二席。扇を使った演目「道具屋」と「浮世床」をご公演いただきました。噺の筋に応じて様々な道具に変化する扇と三三師匠の巧みな話術に会場は大いに盛り上がっていました。
講師: 柳家三三 氏(落語家)、当館学芸員、撮影:田山達之
2018年12月2日(日)
第24回目のミニレクチャーは、「扇の巻」を開催しました。扇の歴史や構造など、展示鑑賞に役立つ豆知識をお話したあと、扇絵の特徴について簡単な体験を交えながらご紹介しました。会場では、扇に絵や文字を描くときの工夫を知った参加者から驚きの声が挙がり、オリジナルの扇絵作りもお楽しみいただけました。
講師: 当館エデュケーター
2018年10月14日(日)
「京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―」展の開催を記念して、醍醐寺の文化財に造詣が深い2名の講師と当館学芸員によるシンポジウムを開催しました。醍醐寺に長年受け継がれてきた国宝・重要文化財に指定されている仏像や仏画などについての細やかな解説や醍醐寺が取り組んできた文化財保護活動についてのお話に、会場のみなさんは熱心に耳を傾けていました。
講師: 有賀祥隆 氏 (東京藝術大学客員教授)、長瀬福男 氏 (総本山醍醐寺公室室長)
2018年9月26日(水)
「京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―」展の仏像大使に就任したみうらじゅん氏といとうせいこう氏によるトークショーが、ベルサール六本木にて開催されました。満員の会場で、息の合った濃密な仏像トークが繰り広げられました。
講師: みうらじゅん 氏(イラストレーター)、いとうせいこう 氏(作家・クリエイター)
2018年9月23日(日)
第23回目のミニレクチャーは「仏像の巻」を開催しました。
仏像は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」に分けることができます。それぞれの簡単な特徴や見分け方について、スライドでご紹介した後、仏像の特徴をより知っていただくための、美術館オリジナルの写仏をおこないました。同じイラストを写していても、参加者それぞれの個性が見える仕上がりに会場は盛り上がりました。
講師: 当館エデュケーター
2018年9月19日(水)
展覧会開幕日にあわせて、総本山醍醐寺座主の仲田順和師による記念講演会を開催しました。約100名のお客様に熱心に聴講していただきました。
講師: 仲田順和師(総本山醍醐寺座主)
2018年8月28日(火)
休館日の美術館を小中学生とその保護者限定で無料開放する特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」を開催しました。「琉球 美の宝庫」展に関連した教育普及プログラムが目白押しだった1日の様子をレポートします!
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2018年7月29日(日)
「琉球 美の宝庫」展を記念して、浦添市美術館館長の宮里正子氏と東京国立博物館名誉館員・客員研究員の湊信幸氏をお招きし、リレー形式で講演会を開催しました。宮里氏には「琉球王国の文化と漆芸」について、湊氏には「琉球王国の絵画」について、それぞれご講演いただきました。琉球の歴史や文化に触れながら、琉球の漆芸や絵画についてお話いただき、みなさまに琉球美術を知っていただくまたとない機会となりました。
講師: 宮里正子 氏(浦添市美術館 館長)、湊信幸 氏(東京国立博物館 名誉館員・客員研究員)
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