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13世紀頃、ガラス製造が開始したボヘミア(現:チェコ周辺)では、17世紀後半「ボヘミアン・クリスタル」が開発され、水晶彫りを思わせる造形が人気を博し、ヴェネチアン・グラスをも席巻する勢いとなりました。19世紀前半には様々な着色・絵付け法が研究され、色彩も豊かに発展、また現代グラスアートでは、世界に君臨する「ガラス彫刻」を築き上げたのです。本展は、ボヘミアン・グラスの600年を、プラハ国立美術工芸博物館の170件でご紹介するものです。

プラハ国立美術工芸博物館所蔵
耀きの静と動 ボヘミアン・グラス
2014年8月2日(土)~9月28日(日)
※各作品の展示期間については、美術館にお問い合わせください。
カットとエングレーヴィングによって、水晶のように耀くボヘミアン・グラス。13世紀頃に始まるガラス製造は、1670―80年代、透明度が高く、光との共鳴が美しいカリ・クリスタルの開発によって興隆し、18世紀には、ヴェネチアン・グラスが流行するヨーロッパのガラス市場を席巻する勢いとなりました。19世紀に様々な着色・絵付け法が開発されると、モノクロームの美は一転、色彩豊かに変貌します。また20世紀には世界に君臨する「ガラス彫刻」を築き上げ、今もなお発展し続けています。本展は、現在のチェコ共和国周辺に花開いたボヘミアン・グラスの変遷を、15世紀から現代にいたるプラハ国立美術工芸博物館の収蔵品170件でご紹介するものです。静謐に、雄弁に、ダイナミックに、時を追うごとに多彩な表情をみせる造形美をお楽しみください。
会期 |
2014年8月2日(土)~9月28日(日) ※各作品の展示期間については、美術館にお問い合わせください。 |
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開館時間 |
10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00) ※9月14日(日)、9月22日(月)は20時まで開館 |
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休館日 |
火曜 |
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入館料 |
※中学生以下無料 |
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割引 |
【HP割】ホームページ限定割引券提示で100円割引 |
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音声ガイド |
¥500 (英語版もございます) |
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