やや長方形の硯箱は、黒漆塗としたうえに、蓋表は様々な貝を色絵陶磁や鉛、錫、螺鈿などを用い、海藻は蒔絵で表す。海藻は貝ごとに流れを変え、全体にゆったりとした流れを表す。それよりも大きな料紙箱は、硯箱と同様の技法で、黒漆塗で蓋表には貝と海藻を表す。作者の小川破笠は江戸時代の俳人であり漆芸家。蒔絵に様々な金属や象牙、ガラス、陶磁片などを嵌入する独特の作風は、「笠翁細工」と称された。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』、サントリー美術館、2018年)
かいづくしまきえすずりばこ・りょうしばこ
やや長方形の硯箱は、黒漆塗としたうえに、蓋表は様々な貝を色絵陶磁や鉛、錫、螺鈿などを用い、海藻は蒔絵で表す。海藻は貝ごとに流れを変え、全体にゆったりとした流れを表す。それよりも大きな料紙箱は、硯箱と同様の技法で、黒漆塗で蓋表には貝と海藻を表す。作者の小川破笠は江戸時代の俳人であり漆芸家。蒔絵に様々な金属や象牙、ガラス、陶磁片などを嵌入する独特の作風は、「笠翁細工」と称された。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』、サントリー美術館、2018年)
2023年 1月
2023年 2月
2023年 3月
2023年 4月
2023年 5月
2023年 6月
2023年 7月
2023年 8月
2023年 9月
2023年 10月
2023年 11月
2023年 12月
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月