中世瀬戸窯の流れをくむ美濃では16世紀末から17世紀にかけて、力強い形姿と文様を持つ魅力的な茶陶が焼かれた。本作は厚手の平鉢で、鼠志野の技法が存分に生かされている。捻り返した口縁は四方が緩やかに摘み出され、底裏の四隅には半環足が付く。見込全体に鬼板を流し掛け、掛け残された余白を山に見立て、山の斜面に立つ樹木と飛ぶ鳥、梅花文を掻き落しでリズミカルに描き加える。口縁には縞文と連珠文を不規則に配する。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
ねずみしの やなぎもん ひらばち
中世瀬戸窯の流れをくむ美濃では16世紀末から17世紀にかけて、力強い形姿と文様を持つ魅力的な茶陶が焼かれた。本作は厚手の平鉢で、鼠志野の技法が存分に生かされている。捻り返した口縁は四方が緩やかに摘み出され、底裏の四隅には半環足が付く。見込全体に鬼板を流し掛け、掛け残された余白を山に見立て、山の斜面に立つ樹木と飛ぶ鳥、梅花文を掻き落しでリズミカルに描き加える。口縁には縞文と連珠文を不規則に配する。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月