ののみやまきえすずりばこ
方形、被蓋造で、甲盛とやや胴張のある硯箱。総体黒漆塗に平目地を施し、薄肉高蒔絵や平蒔絵を主体に、月夜の秋野に御所車を描く。雲や岩の一部には銀蒔絵を用い、月には銀金貝、秋草の中の鈴虫に青貝、ほかにも数種類の金粉や金銀の切金を駆使し、精巧に作る。蓋裏の色漆であらわされた黒木の鳥居と小柴垣、蓋表の主のいない御所車などによって『源氏物語』「賢木」の場面を表すことがわかる。伝統的な手法の中に、江戸時代前期の漆工芸の新鮮な息吹を伝える佳品である。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』、サントリー美術館、2018年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月
2026年 1月
2026年 2月
2026年 3月
2026年 4月
2026年 5月
2026年 6月
2026年 7月
2026年 8月
2026年 9月
2026年 10月
2026年 11月
2026年 12月