けん すもう ず
眼下に川が流れる座敷で女性三人が狐拳酒をしている。狐拳とは狐(両手を前に出す)・漁師(鉄砲をかまえる)・庄屋(膝に手を置く)のいずれかの身振りをする三すくみ拳の一つで、狐拳酒は狐拳で負けた者が酒を飲む酒席の遊びである。漁師は狐に勝ち、庄屋は漁師に勝ち、狐は庄屋に勝つルールになっている。画面右の女性の膝前にある銚子には酒が入っているのであろう。蒔絵の施された猫足膳には、ガラス製と思われる西洋風の脚付杯が置かれ、豪華な料理と器が宴の席を華やかに彩っている。署名の「香蝶楼」は私淑する英一蝶を意識した号で、文政10年(1827)頃から使用し始めた。本作の女性像には、文政期後半に確立した「猫背猪首」と呼ばれる国貞の美人画の特徴がよく表れている。(『リニューアル・オープン記念展Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY』、サントリー美術館、2020年)
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