きょう おおさかず びょうぶ
京と大坂を、琵琶湖から住之江に至る淀川水系を軸にしながら連続的に描く。左隻の京図では、中央上部に竹生島や膳所城の見える琵琶湖が覗き、その下に三条大橋が懸かる鴨川が右に延び、下部には筏を流す大井川(桂川)が流れる。左端に皇居、中央に二条城、右に方広寺大仏殿など洛中洛外の寺社名所を描く。右隻の大坂図では、宇治川・鴨川・大井川が合流した淀川が、左上の伏見から淀を経てうねりながら、淀川と道頓堀川に挟まれた大坂市中を過ぎ、右下の住之江へと至る様子を描く。上部には宇治の平等院が見え、右上には四天王寺や高津の宮、中央には大坂城、左下には向日神社と幅広く名所を描いている。景観は大和川付け替えの宝永元年(1703)以前で、十八世紀初め作との説もあるが、寛文5年(1665)に焼失した大坂城の天主を描いており、なお検討の余地がある。(『BIOMBO 屛風 日本の美』サントリー美術館ほか、2007年)
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