つきなみ ふうぞくず びょうぶ
正月から師走に至る月毎の風景・景物・行事などを描き連ねた絵画を月次絵と呼ぶ。古くは平安時代の諸記録にみえ、和歌に関する景物・人事などの幅広い画題が描かれたが、中世以降賑やかな風俗に特化したものも描かれるようになった。この屛風も月次絵の伝統を継ぐもので、金雲によって画面を上下に分け、上段は右から左へ1月から6月、下段は左から右に7月から12月の景を描く。京都洛中の町屋と辻々を連続して描きながら、各扇にひと月ずつを充てて、京の町の賑やかな月毎の年中行事・祭礼・風俗を描く。1月の正月風景に始まり、2月涅槃絵、3月桜の花見、4月藤の花見、5月端午の節供、6月祇園祭、7月盂蘭盆会、8月中秋の月見、9月貴船狭小神輿、10月亥子の行事、11月御火焚、12月歳末風景に至る。ここに描かれた行事と景観は、寛永年間(1624-1644)頃とほぼ同様の内容を示し、江戸時代初期をやや過ぎる頃の作品と推定される。(『「もののあはれ」と日本の美』サントリー美術館、2013年)
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