じゅうにかげつ えぞうし
12カ月の歳時を盛り込んだ月次絵の伝統は古く、年中行事絵や歌絵として描かれてきたことが知られている。とくに人事を中心としたものは、中世から近世にかけて風俗画的な要素が加味されるようになり、京都の行事や風俗に則した月次風俗図が近世以降盛んに制作された。本作品では、各月の説明の詞を数面にわたって書き連ね、続く一面に絵を配する構成で、各月の歳時を詞と挿絵でわかりやすく説いており、子女向けの教材として制作された可能性も指摘されている。1月は門松や正月の遊びを描いた歳旦風景、2月は稲荷詣、3月は闘鶏、4月は藤棚下の宴、5月は賀茂競馬、6月は祇園祭の山鉾、7月は往来で輪舞が行われている盂蘭盆会、8月は広沢池での月見の宴、9月は画面上方に重陽の節句、下方に貴船挟小神輿、10月は高雄での紅葉宴と子供たちの土器投げ、11月はお火焚き、12月は往来での歳末風景がそれぞれ表わされる。(『「もののあはれ」と日本の美』、サントリー美術館、2013年)
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