げんじえ せんめん まきえ ぶんこ
長方形、角丸の合口造で、蓋と身の外側を黒漆地に荒く蒔かれた梨地とし、蓋表から身の側面にかけて高蒔絵で二握の扇を扇散らし風に描く。扇面に描かれるのは『源氏物語』の「若菜上」と「紅葉賀」で、貴公子たちが蹴鞠に興じるなか、唐猫の綱が開けてしまった御簾の隙間から姿を現した女三宮を柏木が見初める場面と、朱雀院の行幸の際、光源氏と頭中将が青海波を舞ったという場面を描く。春と秋を取り合わせたものと思われる二場面は、どちらも源氏絵では定番の場面で、扇面源氏絵にもよく描かれた。ちなみに蓋裏には黒漆塗地に蒔絵で春草図が描かれており、蓋表の「若菜」帖と対応するものと思われる。(『扇の国 日本』、サントリー美術館、2018年)
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