あきくさ まきえ わん
胴が垂直に立ち上る腰が丸い筒茶碗。木胎で総体黒漆塗とし口縁に金地を施し、側面に三方に分けて高台寺蒔絵の技法で秋草を表す。見込の底と高台内に四八弁の菊花文を金蒔絵で表す。こうした筒茶碗の形は、桃山時代の初期の楽茶碗や美濃窯の初期の瀬戸黒などに見られ、桃山時代も16世紀に遡る可能性がある。木胎の蒔絵の茶碗は珍しいが、屋外での野点用かも知れない。蒔絵で文様を描き侘びの美意識からは遠いが、多様な茶の湯の中に華やかな野点を楽しむ遊楽の茶の湯があってもおかしくはない。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)
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