やまだしあてしょじょう えいらくじゅうにだいわぜんはこがき
京都で活躍した文人陶工の木米が「山田様」へ宛てた書状。山田の詳細は不明ですが、摂津国(現在の大阪府)吹田の旧家の出とも言われています。 主な内容は、山田が一昨日持参した「交易の青絹」(交換品の青絹)への御礼です。木米は、数日前から「東竈」(木米が青蓮院境内東町に築いた粟田窯か)にいたので青絹を直接受け取れず、昨晩門前で引き取ったものの御礼状をすぐに出せなかった理由を、「惣身粉尽破砕、地獄の苦絶に入り申し候」と認めています。すなわち「窯場で身を粉にして働き、地獄の苦しみを味わったから」という大袈裟な弁明は、冗談を好んだとも伝わる木米らしい一節です。大小の文字が入り乱れた独特の書体とユーモラスな内容とが相まって、木米の人間味が感じられる貴重な書状と言えます。令和7年(2025)7月現在、一番最近に当館の所蔵品となりました。(『まだまだざわつく日本美術』、サントリー美術館、2025年)
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