だい8かい そうしょくびじゅつちゅうおうれんごうかいてん とうきぶもん しんさいいんかいあて かいせつしょ
1884年に開催された第8回装飾美術中央連合展に際し、ガレは審査員に向けて「ナンシーの企業経営者エミール・ガレの作品についての解説書」を発行した。陶器部門の冊子ではファイアンスにおける色釉の装飾技法について詳しく述べ、その独創性を強調している。ガラス部門の冊子でも多様な装飾技法に注目してほしい旨を述べたうえで、着色法、エナメル彩、エングレーヴィングによる新しい表現について具体的な作品を挙げながら解説している。各種の装飾技法に用いられた材料やガレの表現意図を知るうえで貴重な史料である。(『没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ』サントリー美術館、2024年)
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