こくもん はじき つぼ
土師器とは、古墳時代から平安時代頃の土器のうち縄文式時や弥生式土器のような素焼き土器の流れを汲み、800度程度の低度において野焼に近い状態で焼成された土器を指す。本品は大型で、かつ形態に緊張感がある。類品には例えば出雲神原神社古墳・石室横壙出土の土師器壺(重要文化財)などがある。口は側面に一段を設けて喇叭状に開く二重口縁で、大きく一ヵ所修理痕が残る。箆描の力強い線刻によって、引き締まった頚部には矢羽状の文様、肩部には三条の圏線が巡る。肩部は豊かに膨らみ、底部に向かって急激にすぼまり底径は極端に小さい。共箱の蓋表に「土師器刻文壺 鳥取県東伯出土」の貼紙がある。出土地や制作年代について今後さらなる検討を要する。(『夢に挑む コレクションの軌跡』サントリー美術館、2011年)
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