いろえ たんぽぽもん さら
今では雑草の一種ととらえられがちな蒲公英は、菫・土筆・蕨などと組み合わせ、春草文として絵画は勿論、さまざまな工芸品の意匠になった。また、蒲公英のみで能装束や鼓胴の意匠にもなった。花にはあえて黄絵具ではなく赤絵を用い、細かい花弁の輪郭線の内側をわずかに残すことにより、一枚一枚が立体的に重なり、密生する様子を表現している。葉の先端部分の黄絵具はとても厚くかかっている。透明釉の中に無数の小さな気泡が生じており、染付の印象を大きく和らげている。鍋島の手に掛かると蒲公英も上品に仕上がるのである。(『誇り高きデザイン 鍋島』サントリー美術館、2010年)
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