せっちゅう たけのことり もよう つつがき まく (まるにたちばなもんいり)
中国で孝行者の故事二十四編を集めた『二十四孝』から、孟宗の故事を題材とした幕。『二十四孝』は中国・元時代の郭居敬撰『全相二十四孝詩選』に始まり、日本にも南北朝に伝わって室町時代には御伽草子に作られて普及した。中国・漢時代の人、孟宗が、病床の母親の願いを叶えるため、雪の中で筍を探し歩くが叶わず天道に祈願すると、大地より筍が生え出てきたという奇瑞を描く。持ち帰った筍により、母親は病が癒えて永らえる。孟宗の主題は、雪や竹といった吉祥の図様を用い、親孝行を説き、長寿の願いを込めてか良く見られる。本作は、濃い藍地の上に主人公の孟宗や竹・筍を淡い藍で表し、雪持ち笹の雪を白上げとしている。藍の濃淡と白地のみですっきりとまとめられた作品。(『筒描―幸を祈る藍、福を招く布』、サントリー美術館、2003年)
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