いろえ たつたがわもん さら
江戸時代、佐賀藩の御用窯として操業した鍋島藩窯は、徳川将軍家への献上品や藩御用の贈答品とする最高級の磁器を焼いた窯で、現代人をも魅了する優れた図様の皿が多数生まれた。あでやかな紅葉が急流に散りかかり翻弄される様子、すなわち「たつたの川のにしき」文様の色鍋島である。やや太めの、肥痩のない染付の輪郭線で、紅葉、水しぶき、渦巻く流れを、簡潔な曲線に整理して描き、輪郭線の中を赤、黄、緑の色絵で色を混ぜずにはっきりと塗り分けている。龍田川の主題が鍋島藩窯の高度なデザイン力と技術力によって表現された結果、繊細な情趣よりむしろ明るさ、力強さを感じる作品となっている。(『「もののあはれ」と日本の美』サントリー美術館、2013年)
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