ねずみしの くさもん さら
額皿は近代以降の名称で、飾皿ではなく食器である。鼠志野は、暗色の釉薬を全体に掛け、それを掻き落とすように文様を描き、全体に白い釉薬を掛けて焼く技法で、鼠色の地に白く文様が浮き上がる。描かれるのは、穂状の花や対生の葉から禊萩と思われる。禊萩は先祖を迎えもてなす盆に供える代表的な初秋の花。その名は身を清める「みそぎ」に由来し、水を懸けて精霊棚を清めるためにも用いられる。ゆったりとなびく様子に、残暑の中に吹き始めた秋風が感じられ、食膳に涼感を届けたことだろう。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)
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