てつゆう ばいかもん へい
11世紀以降、施釉陶から無釉陶へと低迷していた猿投窯は、12世紀末、位置をやや東に移し、中世窯で唯一高火度施釉陶を焼く瀬戸窯として再生する。そして中国請来の陶磁を写す高級志向の器を焼き、13世紀末から14世紀初には、従来の植物の灰による灰釉に加え、褐鉄鉱を原料にした鉄釉を開発した。本品は中国の梅瓶を写したもので、黒褐色の鉄釉を掛けている。頸の突帯は上方に寄り、肩はやや下がり胴は直線的にすぼまって平底とする。印花の技法で梅花文を肩の上下と胴の三段に、ほぼ等間隔に配す。黒褐色の釉色は、全体に艶やかである。(『日本のやきもの千二百年 奈良三彩から伊万里・鍋島・仁清・乾山』サントリー美術館、2001年)
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