のうしょうぞく ゆきわ に すいせん もよう からおり
雪の結晶をかたどった雪輪文が、あたかも青海波のように重なり連なった地文に水仙をあしらった能装束。水仙の模様すべてが縫い目を越えてもきちんと繋がり、しかも、水仙の模様は繰り返しではなく、ひとつとして同じものがないという手の込んだものである。複雑な模様を精巧に織り出しており、高度な技術がみて取れる。雪の中から咲くことから「雪中花」とも呼ばれた水仙に、雪輪文の地文はふさわしい意匠構成と言え、早春の寒さとともに、水仙に用いられた多彩な色糸が春の息吹を感じさせる。また、地文の雪輪は糸を浮かせず経糸で留めているため、全体に堅い表情であるが、それが凛とした印象をこの装束にもたらしている。(『「もののあはれ」と日本の美』サントリー美術館、2013年)
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