くっとろるふがた でぃきゃんた
「クットロルフ[Kuttrolf]」と呼ばれるこの不思議な形をした瓶は、「ごぼごぼと水が流れる音」を意味するドイツ語kutteringから派生して名付けられたとか、もともとラテン語で滴を意味する「グッタ[gutta]」からきた名称だと言われている。瓶の中央が管状になっているため、一度にたくさんの液体が流れ出ないのが特徴で、ワインより、ジンやリキュール系の強い酒を入れて注ぐのに用いたと思われる。原型は、香水を撒いたりするのに使われた4世紀シリアのスプリンクラーに遡ることができる。やや形を変えながら、角瓶を基本とする形になったのは、16-17世紀のこと。ドイツやオランダで作られた。本作は、奇妙なクットロルフの形態を、後にディキャンターに取り入れたものである。(『ガラスの酒器・ヨーロッパ―ローマン・グラスからアール・デコまで』、サントリー美術館、2003年)
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