はなふちなつめがたこおりこっぷ
明治時代に入ってかき氷が一般に普及するようになると、ガラス製のさまざまな氷コップが作られました。本作は、コップの部分は淡い黄緑色、脚は無色透明のガラスで作られており、花びらのような口縁部や、ぽってりとした脚が愛らしい作品です。 しかし、本作に紫外線を当てると……その印象は一変します。コップの部分が緑色の蛍光色に光るのです。これは、コップの部分が、微量のウランを含むウランガスでできているからです。 ウランガスは1830年代にボヘミア(現在のチェコ共和国西部)で開発されました。もちろん本来は意図的に紫外線を当てて愉しむものではなく、ほかの色ガラスにはない独特の色調そのものが魅力でした。日本でも明治時代から製造は幕を閉じました。(『サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術』、サントリー美術館、2021年)
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