きりこ あられもん あしつきはい
切子とはカットグラスの和名です。19世紀以降、ヨーロッパのカットグラスにならって、日本でも類似品の制作が試みられました。さまざまなカットのなかでも、ひし形を連ねたような霰文は、特に江戸で好まれたと言います。 ミニチュアの切子は、口縁を除く本体の全面に霰文が施されています。霰文の1辺の長さは約2㎝しかありません。 本作はもともと、雛道具の一部であったと思われます。極小の雛道具は、当時の裕福な生活への憧れを映す鏡とも言えます。切子で冷酒を嗜む江戸の人々の姿が目に浮かぶようです。 一方、実物の切子は、本体の口縁ぎりぎりまで霰文が施されています。唇を付けた時の感触がでこぼこして面白そうです。(『リニューアル・オープン記念展Ⅱ 日本美術の裏の裏』、サントリー美術館、2020年)
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