らいもんみつぐみはい
型の中でガラスを膨らませる「型吹き技法」で成形された大・中・小の3点1組の小さなガラスの盃です。ぴったりと重なる大きさで作られており、3つを重ねた状態で箱に収納できるようになっています。口縁部にはラーメンどんぶりでおなじみの雷文、身側面には霰文、底面には渦巻文が表わされています。 同じく雷文があしらわれた蓋表のラベルから、本作は「芝神明前三島町」の「加賀屋佐兵衛」の店で「風流盃猪口」として販売された品であることがわかります。芝神明前三島町は芝大神宮(現在の東京都港区芝大門一丁目)の門前にあたり、江戸時代には芝居小屋や茶屋などで賑わった場所で、ガラス屋も複数あったようです。 加賀屋佐兵衛に関する詳細は不明ですが、本作が商品として売買された頃を偲ばせてくれる貴重なラベルです。(『サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術』、サントリー美術館、2021年)
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