ばらんす
キャストによって基礎となる形態を作り、表面に研磨によるマット感を与える。簡素な形態を持つ無垢のガラス塊は、光を吸収し貯える。部分的に色ガラスのパウダーによって着色し、ガラスらしい質感をかき消すことで、ガラスと不透明な色彩面との性質の違いをより強調する。ガラスの中に封じ込められていた光が膨らみを増す一方で、着色部分は光を遮断する。扇田克也(1957-)はこうした顔料の他に、銀箔など別の素材を用い、意図的にガラス作品の表面の一部分を、異なる性質に変えた作品を生み出している。柔らかな光を放つマットなガラスの部分と、光が遮断された顔料部分とを対比させることによって、ガラスの透明性と光の透過の関係を、より鮮明に引き出そうとしているかのようだ。(『ガラスに描く、光と彩りの2000年―古代エジプトからグラス・アートまで』、サントリー美術館、2002年)
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