あいりすもんかき
ガレより一世代前に活躍したルソーは、もともと陶器作家として名を馳せていた。1867年に画家フェリックス・ブラックモン(183-1914)と共同制作したテーブルセットは、北斎漫画や日本の花鳥画からモチーフを転用したもので、ジャポニスム風の陶器が流行する発端となった。陶器作家ルソーが本格的にガラス制作に関わるようになったのは、1867年のこと。ウジェーヌ・ミッシェルとともに小さな工房を開き、当初は透明ガラスによるシンプルな作品をデザインしていた。しかし次第にさまざまな新しい技法や手法を考案し、日本的なモチーフや左右不相称の日本的な造形を追い求めた。また、フランスの作家で初めて被せガラスを用いた一人でもある。この花器は、無色透明ガラスを素地としたシンプルなデザインだが、中央のアイリスの姿は、まさにアール・ヌーヴォー的な曲線を描き、背景となる横筋で表された水辺の様子は、ジャポニスムの影響を感じさせる。(『没後100年記念「エミール・ガレ」展』、サントリー美術館、2004年)
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