家具職人として名高いマジョレルは、もともとパリに出てミレーに師事し、絵画を学んでいた、しかし20歳の時、高級家具や陶器の製造会社を経営する父が急逝したため、ナンシーに戻って弟とともに家業を継いだ。当初はルイ十五世、十六世様式の複製を製作していたが、1889年万博に出品されたガレの家具に刺激され、アール・ヌーヴォー風の家具製作に乗り出していった。1900年パリ万博にも出品、レジオン・ドヌール勲章シャヴァリエ(勲五等)を受賞、1901年に発足したナンシー派では副会長を務める。自然をモチーフとする面はガレ、マジョレルともに共通するが、マジョレルの家具は構造的な完成度に優れ、基本的な用途を十分に満たすデザインであり続けた。この隅棚も、アール・ヌーヴォー的な曲線を取り入れながら、機能的な構成とのバランスが取れている。(『没後100年記念「エミール・ガレ」展』、サントリー美術館、2004年)
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