ぐらう゛ゅーるもん わいんぐらす
1764年、ルイ15世の許可を得て、フランス北東部ロレーヌ地方バカラ村に創業したバカラ社は、今もなおフランスを代表するクリスタルメーカーである。バカラは19世紀初頭より「最良の資材と最高の技術、その完璧性を継承することが何よりも重要」と考え、素材の研究、装飾での高い技巧力を追求し、芸術作品から日用品まで幅広く世に送り出していきた。バカラのガラスの特徴は、まず第一に素材となるガラスの美しさである。通常、酸化鉛の含有率が24%以上のものをクリスタルガラスと呼ぶが、バカラのそれは30%以上で、光の屈折率の高い良質なクリスタルガラスである。この小さなゴブレットは、愛らしくゆがみのないプロポーションに二頭の龍が配された唐草文が廻る。機能的でありながら、洗練されたデザイン性を感じさせるバカラの特徴を垣間見ることができる。(『ガラスの酒器・ヨーロッパ―ローマン・グラスからアール・デコまで』、サントリー美術館、2003年)
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