しかがたぱずるごぶれっと
宴の席には、余興がつきものだ。こちらは、ジョークグラスあるいはトリックグラスと言われる類のガラス器。背の高いグラスの中にガラス管が伸び、その上に鹿の形をしたガラス細工が付いている。グラスの縁に直接口を付けて中のワインを飲もうとすると、鹿形細工に鼻がぶつかってなかなか飲めない。ただし台座の付け根にあいた小さな孔を塞ぎ、鹿の口を吸うと、サイフォンの原理が働き、中央の管を伝わってワインが上昇し、飲めるという。笑い声の中、ああでもない、こうでもないと悪戦苦闘する姿が、今にも見えてきそうだ。(『Drinking Glass―酒器のある情景』サントリー美術館、2013年)
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