てんしもん
オランダで活躍した彫師デイヴィッド・ウォルフ(David Wolff, 1732-1798)の手による図像が描かれている。ウォルフは政治的、教訓的スローガンを掲げた天使文を得意とした。本作品にはフランス語で「L’amitié」、天使文ゴブレット(ガラス354)にはオランダ語で「Vriendschap」と、ともに友愛を意味する言葉が添えられている。ふたりの天使が酒を酌み交わすように、この杯を手に、お互いの友愛を誓い合い、確認し合うのに使用されたのだろう。図像は、ダイヤモンドスティップリング技法で彫り描かれている。ダイヤモンド級の固い石を付けた工具で、ガラスの表面に細かい点を穿っていく。点が密集すればするほど、その部分は白く浮き上がる。光の具合によっては、何も彫られていないように見える場合も多い、繊細な技法だ。(『Drinking Glass―酒器のある情景』サントリー美術館、2013年)
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