おじかもん ぎんせい ふたつき まぐ
淡い水色ガラスに黒エナメル彩で、二頭の牡鹿が水のほとりに向かって疾走する姿を描いたビアマグ。把手の下には、詩文が書かれている。「谷川の水を求めてあえぎさまよう 鹿のように 神よわたしは あなたを慕う。詩篇第四十二篇 1685年 Wie der Hirsch lechzt nach frischem Wasser so schreit meine Seele, Gott, zu dir Psalm 42 Anno Domini 1685」この詩篇は復活徹夜祭でも唱えられる節で、眼を剝いて駆ける鹿は神への信仰の渇望を表わしている。神への忠誠を誓う場面が描かれたこの器は、信仰心の篤い者が誂えたものだろう。ここに使われた黒いエナメル彩は、忠誠のステンドグラスなどに用いられていた顔料を、彩色陶器やガラス器に応用したもので、「シュバルツロート Schwarzlot(ドイツ語で黒鉛の意味)」と呼ばれる。(『Drinking Glass―酒器のある情景』サントリー美術館、2013年)
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