かっとがらすふたつきはち
1676年頃、イギリスでは鉛クリスタル・グラスが開発された。透明性、光の屈折率が高く、鉛の含有量が多いことから比較的素地が柔らかく、カットによってその特質を大いに発揮した。イギリスのカットガラスは、古典主義的傾向が好まれた社会的趣向によって、重厚で厳粛な趣を呈している。本作は、斜格子文様の中をさらに細かい格子で切ったストロベリー・ダイヤモンド・カットを基本とする。後に日本の切子の手本となり、多用された文様である。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
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