さつまきりこ むらさきいろぎせちろり
紫色被せガラス部分には、六角格子に魚子文を施し、蓋と胴の無色ガラスには、吉祥文である七宝文が施されている。おそらく、夏に催されたおめでたい宴席に登場したのだろう。紫色ガラスは部分的に融着されたと推測される。淡い紫色がポイントとなり、装飾性溢れる薩摩切子の中でも、清々しい印象を与える一点だ。(『Drinking Glass―酒器のある情景』サントリー美術館、2013年)
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