「天才陶工(とうこう) 仁阿弥道八(にんなみどうはち)」
2014年12月20日(土)―2015年3月1日(日)
仁阿弥道八は、江戸(えど)時代に京都で活躍(かつやく)した陶工です。陶工というのは、やきものを作る人。茶の湯のための道具から、食器(しょっき)、置物(おきもの)など、いろいろな作品を残(のこ)しています。仁阿弥道八が作ったやきものはとても人気があったので、いろいろな場所に招(まね)かれて、お殿様(とのさま)のためのやきもの作りを手伝(てつだ)ったりもしました。
お父さんや弟も同じくやきものを作っていたし、その子孫(しそん)も代々(だいだい)「道八」という名前を継(つ)いで、やきもの作りをしてきました。名人の技(わざ)や心は時代を超(こ)えて引(ひ)き継がれているんだね。
きれいな茶道具のほかにも、かわいい動物の人形など、ちょっと変(か)わった形のやきものもたくさんあって、その仕事ぶりはまさに天才!まじめにこつこつと、鋭(するど)い観察(かんさつ)力でユーモアあふれるやきもの作りに取り組んだ仁阿弥道八の作品をぜひ見にきてね。
■お休み 毎週火曜日、12月29日(月)~1月1日(木・祝)
※12月23日(火・祝)は開館
■開館時間 10:00~18:00
※金・土および12月22日(月)、1月11日(日)は20時まで。ただし1月2日(金)は18時まで
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
※作品保護のため、会期中展示替えを行ないます。