びじゅつ

美術(びじゅつ)で復興支援(ふっこうしえん)!「おもしろびじゅつ教室 in 東北」第2期※終了しました

2014.10.28

人間国宝の室瀬先生が直接指導
人間国宝の室瀬和美先生(中央)が直接指導してくださいました(10月8日 仙台市立東六郷小学校) (撮影:加藤英明)

サントリーグループでは、東日本大震災の復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」のひとつとして、「サントリー&日本工芸会『おもしろびじゅつ教室 in 東北』」を昨年から行っています。これは、一流の伝統工芸作家(でんとうこうげいさっか)から直接(ちょくせつ)学ぶことができる被災地(ひさいち)の小学校などでの出張授業(しゅっちょうじゅぎょう)。今年の「第8回キッズデザイン賞 奨励賞(しょうれいしょう)」を受賞しています。

今年も10月8日(水)に宮城県(みやぎけん)仙台市立東六郷(ひがしろくごう)小学校で第2期がスタートしました。当日は2年生から6年生計20名とその保護者など計49名が参加。「蒔絵(まきえ)」の重要無形文化財保持者(じゅうようむけいぶんかざいほじしゃ)(人間国宝)の室瀬和美(むろせかずみ)先生をはじめとする、計5名の漆芸(しつげい)作家の方々を講師(こうし)に迎えて、「蒔絵」の技法「地蒔(じま)き」に挑戦(ちょうせん)!

10月24日(金)には福島県(ふくしまけん)南相馬(みなみそうま)市立上真野(かみまの)小学校で金工(きんこう)作家の大角幸枝(おおすみゆきえ)先生と萩野紀子(はぎののりこ)先生による授業を実施。錫(すず)の円板(えんばん)を木槌(きづち)でたたいてのばし小皿をつくる体験実習を行いました。

今年度はこのほか、福島県(ふくしまけん)南相馬(みなみそうま)市内の2校、岩手県山田町1校、同釜石市1校で行われる予定。日本美術(びじゅつ)や伝統工芸を通じて、被災地の子どもたちにたくさんの笑顔がお届けできるよう取り組んでいきます。