「オルセー美術館特別協力　生誕170周年　エミール・ガレ」
2016年6月29日（水）―8月28日（日）

今から100年ほど前の19世紀（せいき）後半から20世紀はじめ、ヨーロッパでアール・ヌーヴォー（新しい芸術（げいじゅつ））というスタイルの芸術が広がりました。その中でもフランスのナンシーという街（まち）で、ガラスややきもの、家具の作品を作ったのが、エミール・ガレです。

ガレのガラスの器（うつわ）には、花や植物、昆虫（こんちゅう）、生物などがたくさん表現（ひょうげん）されているよ。まるで自然（しぜん）をガラスにとじこめちゃったみたい。作品からは、ガレの生まれた故郷（こきょう）を想う気持ちや、外国の文化へのあこがれも感じられるんだ。植物学や生物学、文学にも詳（くわ）しかったから、だれにもまねできないような作品を生み出せたのかもしれないね。

展覧（てんらん）会では、サントリー美術館（びじゅつかん）のガレ・コレクションの中から選（えら）ばれた、とっておきの作品や、日本ではじめて出品される作品を見ることができます。また、植物や虫をよーく観察（かんさつ）して描（えが）いたデッサンなども展示されるよ。お楽しみに！

■お休み　毎週火曜日（ただし8月16日は開館）
　
■開館時間　10:00～18：00
※金・土および7月17日（日）、8月10日（水）は20時まで開館。
※いずれも最終入館は閉館30分前まで。
※作品保護のため、会期中展示替えをおこなう場合があります。

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