びじゅつ

「没後(ぼつご)100年 宮川香山(みやがわこうざん)」展(てん)【2016.2/24(水)―4/17(日)】※終了しました

2016.01.27

没後100年 宮川香山展

「没後(ぼつご)100年 宮川香山(みやがわこうざん)」
2016年2月24日(水)―4月17日(日)

江戸(えど)時代の終わりごろ京都に生まれた初代(しょだい)宮川香山(みやがわこうざん)は、明治(めいじ)時代のはじめに横浜(よこはま)にやってきてやきものをつくり始めました。香山が生み出した「高浮彫(たかうきぼり)」と呼(よ)ばれる技法(ぎほう)でつくられたやきものは、まるで表面に動物や植物がそのままくっついているかのよう!やきものとは思えないほど、細かなところまで丁寧(ていねい)に作りこまれています。とても難(むずか)しい技術(ぎじゅつ)を使ってつくられた香山のやきもの「眞葛焼(まくずやき)」は、海外でも大人気になりました。

でも、香山がつくったのは、高浮彫のような作品ばかりではありません。いろいろな釉薬(ゆうやく:やきものの表面をおおったり色をつけたりするうわぐすり)を研究し、新しいタイプの作品もたくさん作って輸出しました。江戸時代から明治になって日本は大きく変(か)わりましたが、香山のやきものをみた海外の人たちは「日本の新しい技術(ぎじゅつ)ってすごい!」と思ったに違(ちが)いありません。

香山が亡(な)くなってちょうど100年。今の私(わたし)たちもびっくりしちゃうほどの作品の迫力(はくりょく)は、実物をみてぜひ確(たし)かめてね。


■お休み 毎週火曜日(ただし4月12日は開館)
 
■開館時間 10:00~18:00
※金・土および3月20日(日)は20時まで開館。
※いずれも最終入館は閉館30分前まで。
※作品保護のため、会期中展示替えをおこなう場合があります。

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保護者のみなさまへ

サントリー美術館では、お子さまから大人まで楽しめる多彩なエデュケーション・プログラムを開催しています。ご参加お待ちしています。

「没後100年 宮川香山」展のエデュケーション・プログラム
■体験型ミニレクチャー「はじめてひらく美のとびら」シリーズ「やきものの釉薬の巻」
 スライドやレプリカなどを使った初心者向けレクチャー。
 日時:2016年3月21日(月・祝)、3月27日(日)、4月1日(金)、4月10日(日)
 各日11時~、13時~、15時~(各回約30分)
 定員:各回40名(当日整理券費配布)
■フレンドリートーク (子どもから大人まで楽しめるやさしい展示解説)毎週土曜日開催。申込不要。

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