大会の歴史 第16回~20回History

第20回大会難コースでの激闘を制し、念願の2010年初V!

優勝
飯島 茜
開催日
2010年6月10日~6月13日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
飯島茜選手

記念すべき第20回大会、よりハイレベルな戦いを目指した難度の高いコースセッティングに、多くの選手が果敢に挑んだ。

初日、上原彩子が第17回大会で見せた6番でのホールインワンを再現し、同一トーナメント・同一コース・同一ホールでのホールインワン達成というLPGA史上初の記録で大会を盛り上げた。

戦いは選手に油断を与えない接戦で、あいにくの雨模様となった最終日、優勝を争う馬場と飯島が前半で3つスコアを落とすと上位は混戦模様となった。トップが目まぐるしく入れ替わる中、5番からの5ホールで4つスコアを落としていた飯島茜が後半に入って猛チャージをかけた。10、12、15番でバーディーを奪い首位に立つと、最後までリードを守りきり、念願の2010年初優勝を飾った。

2年ぶりの優勝インタビューでは思わず涙を浮かべ、「努力してきてよかったです」と喜びをかみしめた。

第19回大会慣れ親しんだコースでプレーオフを制し、悲願の優勝!

優勝
諸見里 しのぶ
開催日
2009年6月11日~6月14日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
諸見里しのぶ選手

ホステスプロ宮里藍が4年ぶりに出場することとなった第19回大会は、天候にも恵まれ過去最多となるギャラリーが会場に訪れた。

最終日、好スタートを切ったのは諸見里しのぶ。1、2番のバーディで首位に立つと、以降も安定したゴルフで首位を快走する。しかし、その諸見里に猛チャージをかけたのは中国の叶莉英(イエ・リーイン)。互いに譲らぬデッドヒートが展開されたまま、大会はプレーオフへと突入した。

プレーオフ2ホール目、第2打をグリーン手前のバンカーに入れた叶は、ピンを攻めきれずに5m近くオーバーする。一方の諸見里は見事2オンに成功、ファーストパットを50cmの位置に寄せた。結局このホール、叶が3オン2パットのボギー。諸見里は落ち着いて、短いウイニングパットを沈め、悲願であったホームコースでの初優勝を決めた。

第18回大会勝負は意外な幕切れ!'07年賞金女王が新旧対決を制す!

優勝
上田 桃子
開催日
2008年6月12日~6月15日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
上田桃子選手

大会は初日から混戦模様、その中で頭一つ抜け出したのは'06年賞金女王の大山志保だった。一方、帰国参戦の上田桃子もトップと2打差につけ、優勝争いは完全にこの2人に絞られた。

新旧賞金女王対決となった最終日。スタートから調子の上がらない大山に上田は序盤で追いつく。そこからは一進一退、2人が並んだまま最終ホールを迎えた。

18番、大山はピン横10mにつけ、2オンに成功。一方、上田のボールは傾斜につかまり花道へ。ここで新女王は勝利への執念を見せる。「米国で一番練習していた」というアプローチを見事に決め、ボールはピン横50cmに。誰もがプレーオフ突入と思った瞬間、勝負はここで波乱の幕切れを迎える。なんと大山が1mのパーパットを外しボギー。すると、楽になった上田はパーパットを難なく沈め、ついに念願のタイトルを手に入れた。

第17回大会ルーキーが堂々としたプレーで中国人初の快挙を達成

優勝
張 娜
開催日
2007年6月7日~6月10日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
張娜選手

初日、好スタートを切ったのはルーキーの張娜。「ショットでもパットでもショートしないように」と語るように、強気のゴルフが功を奏しトップを快走する。

2位に8打差をつけて迎えた最終日。中国人初のツアー優勝に向けて、自信を見せた張娜であったが、ここで大山志保の猛追にあう。前年優勝を逃し、雪辱に燃える大山は、2番でイーグルを奪うなど、一時はトップと2打差まで詰める。しかし、見せ場をつくるも一歩及ばず。結局、張娜が初日からトップを守りきり、完全優勝。中国人として日本ツアー初勝利を飾った。

試合後「大山さんのことは気にしていませんでした。今日は優勝を意識しないで普通にプレーをすればいいと思っていました」と語る張娜。タフな4日間を戦い抜いたルーキーは、この大会で大きな飛躍のきっかけを掴んだ。

第16回大会日本ツアー参戦4年目で、念願の初優勝を果たす。

優勝
N. キャンベル
開催日
2006年6月8日~6月11日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
N. キャンベル選手

初日、単独トップに立ったのはアマチュアの有村智恵。続く2日目もアマチュアゴルファーが大会を賑わし、序盤は若手がどんどん攻める展開で大会は進んだ。

しかし、そこは4日間の長丁場。'03年優勝者の李知姫、N. キャンベル、大山志保がトップに並び、最終日には実力者が顔をそろえた。

序盤、3連続バーディを奪った大山であったが、後半失速。李も出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせない。そんな中で、安定したゴルフを見せたのはN. キャンベル。日本ツアー4シーズン目にして念願の初優勝を見事に飾った。

実は優勝したN. キャンベルはアマチュア時代、本大会に出場経験がある。優勝争いを演じた大山志保も'97年大会出場者。トッププロとして帰ってきた彼女たちを見て、本大会が育成の場として大きく貢献していることを実感できる大会でもあった。

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