久保 裕介
サントリーフィールドエキスパート株式会社
関東甲信越事業所
ドリンクアドバイザー(DA)/樽生アドバイザー
米倉 健太
サントリー株式会社
関東甲信越営業本部 新潟支社
営業
サントリーが掲げる品質方針、「All for the Quality」。
それは、製造現場にとどまらず、研究開発から販売まで、すべての業務に携わる一人ひとりが、品質に真摯に向き合っているという意思を示すものです。
商品・サービスに関わる一人ひとりが、お客様の期待を超える品質を追求し、社会的責任を果たしていくために、サントリーでは、グループ全体で品質マネジメントを推進し続けています。
こうした挑戦の最前線にいるのが、開発や製造現場の“品質”を、お客様とつなぐ社員たち。その中に、新潟で「ハイボール日本一」と称される人気店を支える、営業とドラフトアドバイザー(DA)※の二人がいます。「おいしい!」と言っていただける最高の一杯のために、妥協のない「二人三脚」の取り組みをご紹介します。
※ドラフトアドバイザー:「樽生アドバイザー」とも呼ばれる、サントリーの樽生ビールを取り扱う飲食店を対象に、品質管理のサポートを行う専門スタッフです。ディスペンサーなどの機器メンテナンスをはじめ、よりおいしく提供するためのアドバイス、新商品の案内やメニュー提案などを通じて、飲用時品質の向上に貢献しています。
サントリーフィールドエキスパート株式会社 関東甲信越事業所
ドリンクアドバイザー(DA)/樽生アドバイザー
久保 裕介
サントリー株式会社 関東甲信越営業本部 新潟支社
営業
米倉 健太
久保:私はDAとして、サーバー等の機材のメンテナンスやドリンクの提案などを行っています。その中でも一番重要な仕事が「飲用時品質の向上」です。
サントリーでは、創業者の精神である「お客様のための品質のよいものづくり」を原点とし、「品質第一」という考え方を大切にしています。これは、お客様の視点に立ち、“本当に喜ばれる品質とは何か”を徹底的に考える姿勢そのものです。その「お客様のためのよい品質」を、実際にお客様が飲む瞬間まで保証するのが「飲用時品質」。つまり「品質第一」の考えを、お客様のひとくちまで貫くのが「飲用時品質」なのです。
私たちは飲用時品質の向上のため、担当エリアのお店を定期的に訪問し、店舗で使っていただいているサーバーのメンテナンスなどを行っています。ハイボールのサーバーもそうなのですが、サーバーやグラスの状態が味に味を大きく左右するため、洗浄や点検などの際に気づいた点は全てお店の方にフィードバックするようにしています。
米倉:私は、飲む人が「最高にうまい!」と感じてくださる一杯を届けることこそが、飲用時品質の真髄だと考えています。
そのためには飲食店の皆様との信頼関係が欠かせません。少しでも気になることがあればすぐに相談いただけるよう、日頃からお店の状況を把握し、コミュニケーションを密にしています。状況に応じて私自身が久保のような専門のDAと連携し、チームで迅速に対応できる体制を整えています。
樽生三原則
毎日の洗浄 適正なガス圧 静置冷却
こだわり2ヶ条
きれいなグラスと自然乾燥 おいしい樽生の注ぎ方
久保:サーバーの状態が悪いと、すぐ味に影響します。特に重要なのが「スポンジ洗浄」という作業。チューブ内に小さなスポンジを通して汚れを落とす工程で、週1回が目安ですが、これを確実に行ってもらうための啓発活動も、私たちの大切な役割です。
飲用時品質を実現するためには、メンテナンスなどを通してお客様に改善点をお伝えしなければいけないこともあります。その際は、「今回こういう状態でしたが何かありましたか?」と要因をたずねたり、「前回より良くなっています、あと少しで完璧です」といった前向きなコミュニケーションを意識しています。お客様と一緒に品質を高めていく──それが私たちDAの使命です。
またハイボールも実際に作っていただき、ビール同様「三原則」「こだわり2ヶ条」が守られているかを確認します。ハイボールは作り方で味が変わりやすいので、氷の量や濃さなど細かな部分まで丁寧にアドバイスしています。飲用時品質を高めることが、お店のファンづくりや再来店につながることを、常にお伝えしています。
米倉:私は、ハイボールのパイオニアである縁様を担当しております。ハイボールの市場認知度がほぼない時代からハイボールを提供してくださってるのですが、 “このエリアでは縁様のハイボールが一番うまい”という評判をいただくほどです。
久保:私たちはサーバーやグラス、注ぎ方までチェックしていますが、飲用時品質の向上には、お店自身の協力が不可欠です。そのお店では、グラスの厚みや氷の浮き方まで見て「炭酸が弱くなってるかも」と気づかれるほどのこだわりがあります。営業の米倉から報告を受け、機材担当者と連携し、迅速に対応しています。
サーバーは洗浄を怠ると香りや味が濁ります。多くのお店では週1回を目安としていますが、この店舗では毎日スポンジ洗浄を行ってくださっています。飲む人に最高の状態で提供したい──その姿勢こそが、私たちの「飲用時品質」を支えてくださっているのです。
「おいしい」という品質を実現するのは、機械ではなく“人”です。もちろん機材の状態確認も重要ですが、ドリンクの味はスタッフが変われば変わります。だからこそ、定期訪問で現場を見て感じたことをしっかり伝え、人を通じて品質を高めることを大切にしています。
米倉:久保の言う通り、お店の協力なしでは飲用時品質は成り立ちません。そのハイボール専門店では「誰がつくっても味がブレてはいけない」と、社長自ら新入社員やアルバイトを指導されています。こうした“全員がうまさのプロ”という文化が、飲用時品質の基盤です。
私自身も、営業としてできるだけお客様に直接足を運び、同じ一杯を飲みながら会話するようにしています。顔を合わせることでしか築けない信頼があると思っています。
米倉:品質保証というと“守り”のイメージがありますが、飲用時品質は「攻めの品質保証」だと考えています。最高の品質で提供できれば、お客様の満足度が上がり、杯数が増え、お取引先にも喜んでいただける。だからこそ、飲用時品質へのこだわりは攻めの姿勢なのだと思います。
スタッフや店長が変わるだけで味が変わることもあります。だからこそ変化を敏感に感じ取り、良い点はしっかり褒め、改善点はDAと連携しながら伝えていく。それが最終的に「お客様の笑顔」につながると信じています。
久保:たった一杯の中に“感動”があれば、その店のファンが生まれます。サントリーとお店、そしてお客様。飲用時品質へのすべての想いがひとつになった時、「この一杯、最高だね」という言葉が生まれるのだと思います。
「株式会社SHAO」代表取締役社長
小林 友美 様
サントリーさんとは、もう25年のお付き合いになります。きっかけは、昔勤めていたお店でモルツと出会ったこと。あの泡のきめ細かさ、口にしたときの柔らかさが本当に衝撃的で、「自分で店をやるならビールはモルツにしよう」と決めたのが始まりでした。その後、長く飲食店を営む中で、サーバーの洗浄・水通しを自動で行う機械を最初に考えたのがサントリーさんでした。そうした技術的なサポートに加え、何かあればすぐに駆けつけてくれる久保さんの存在にも、いつも安心感をもらっています。
現在はハイボール専門店である「縁」を含め、複数店舗を展開しています。先日、サントリーさんから新しいハイボール専用グラスをいただいたのですが、ハイボールの要である氷をぎっしり詰めることができず、おいしさを最大限引き出せないと感じました。そこで正直に意見を伝え、より理想的なグラスの開発について一緒に検討させていただいています。また、通常のジョッキの3倍サイズの「ジャイアントハイボール」など、少しユニークなメニューも展開しています。どれも“お客様に喜んでいただきたい”という一心から生まれたものです。
徹底して飲用時品質にこだわるサントリーさんと、私たちの二人三脚の取り組みの結果、新潟では「ハイボールが一番うまい店」と評していただけるようになりました。これからも、サントリーさんとともにお客様に最高の一杯をお届けできるよう、こだわりと情熱を持って歩み続けていきます。
All for the Quality Story
“ハイボール日本一”を支える、
二人三脚の品質保証
サントリーが掲げる品質方針、「All for the Quality」。それは、製造現場にとどまらず、研究開発から販売まで、すべての業務に携わる一人ひとりが、品質に真摯に向き合っているという意思を示すものです。
デジタルが進化しても、
品質保証の要は「人」
私は入社以来、一貫して天然水の品質保証を担当しています。天然水は、自然に磨かれた清らかな水をそのままにお客様へお届けする製品です。だからこそ、一切の妥協が許されず、品質そのものが問われます。わずかな違和感、設備の変化、香り移り──すべてが品質に直結する。そういう製品です。
今日のおいしさを超えるために。
進化を続ける“品質保証”
ビールの発酵に不可欠な酵母は、ご存じの通り“生き物”です。その働きを制御して高品質なビールを安定的につくり込むためには、常に細心の注意を払い品質管理を行うことが非常に重要です。