サントリー世界愛鳥基金

を守る活動は、人々の未来も明るくする。
そう信じて1973年から啓発活動を行ってきたサントリーは
その歩みのなかで、野保護に取り組む
数多くの素敵な団体と出会いました。
もっとたくさんのたちを救うために、ぜひ彼らを応援したい。
そんな想いを形にしたのが、
公益信託「サントリー世界愛基金」です。

サントリーは、公益信託「サントリー愛基金」を通して、国内外の活動団体に助成を行っています。

2017年の助成先が決定しました!詳しくはこちらから

  • 「水辺の大型鳥類保護部門」
  • 「鳥類保護団体への活動助成」部門
  • 「地域愛鳥活動助成」部門
  • “水辺の生態系の頂点にいるコウノトリや、ツル・トキなどが
    すめる環境を取り戻したい”

    大型助成を通じて、水辺環境の整備を長期的にサポートします。

    2016年度助成先 3件、2,000万円

    ※クリックすると具体的な活動内容が表示されます。

    コウノトリと共生する
    地域づくり

    コウノトリの幼鳥の様子

    【野田市】
    コウノトリと共生する地域づくり推進協議会

    コウノトリも棲める環境は、多くの生き物を育むとともに、人間にとっても安全安心に暮らせる環境といえます。関東地区におけるコウノトリと共生する地域づくりのモデルとして、放鳥拠点の環境整備や試験放鳥の検証等によるコウノトリの定着化をめざしながら、コウノトリをシンボルとした地域振興や環境学習等の推進に取り組みます。

    団体所在地:千葉県 助成額:1,000万円
    2016年活動レポート

    2015年の初放鳥以来、コウノトリの試験放鳥を毎年行い、野田市周辺を始め、関東の各地で飛来が確認されています。4月には野田市コウノトリボランティアの会が発足し、市民連携による見守り活動、ガイド活動、親子学習会等の取り組みが本格的にスタートしました。
    今後も、人と自然が共に生きる豊かな地域社会の実現を目指し、生物多様性のシンボル“コウノトリの野生復帰”を通じて、自然再生の取り組みを関東から日本全体に広めていきます。

    国内外の大型鳥類
    生息・繁殖地を繋ぐ
    バードピアアイランドを目指して

    水田魚道の設置

    【対馬市】
    佐護ヤマネコ稲作研究会

    大型鳥類(コウノトリトキ、ツル)・ツシマヤマネコを指標動物として、人も動物も安心して暮らせる、森里海が連環する島しょを目指しています。
    現在の単調な水田環境を多自然化するために、冬期湛水や分断された水系のネットワークの再構築を行い、大陸と日本をつなぐ渡り鳥の生息環境を取り戻す活動を行っていきます。

    団体所在地:長崎県 助成額:750万円
    2016年活動レポート

    2016年は前年に引き続き、冬期湛水と裏作、水田魚道の設置等を行いました。今後はこれまでの活動をさらに充実させ、鳥類保全活動のためのESD(持続可能な開発のための教育)プログラムや教育ツールを開発し、学校教育や社会教育と連携していきます。特に、各種環境整備活動(冬期湛水、レンゲの裏作等)の実施に併せて、子どもたちや対馬市民を巻き込んだESDの展開を図っていく予定です。

    トキの舞う能登の里山里海
    創出プロジェクト

    トキなどがエサをとれる生き物豊かな環境創り

    【珠洲市】
    NPO法人 能登半島おらっちゃの里山里海

    能登半島は生物多様性豊かな里山里海が今も残っており、2011年に世界農業遺産に認定されました。それを裏付けるように、トキが2014年3月から能登地域に長期滞在しています。本事業ではビオトープ整備などにより能登にトキコウノトリなどの生息適地を創出し、地域住民の生物多様性意識を高め、地域活性化につなげていく活動を行っていきます。

    団体所在地:石川県 助成額:250万円
    2016年活動レポート

    2016年は、トキのエサとなるドジョウなどが繁殖しやすいように環境整備した場所(ドジョウ繁殖地)と、水田の計2カ所に魚道を設置しました。2017年3月ごろには、トキが毎年飛来する田んぼへ江(水田内や水田沿いにある土水路や深み)の設置が決まっており、他にも魚道と江の設置場所を増やし、田んぼの畔や休耕地の草刈り管理を推進していく予定です。生き物のモニタリング調査の結果も伝えながら、これらの取り組みを広げていきたいと思います。

  • “絶滅危惧種をはじめ危機にさらされている、
    さまざまな野鳥を守りたい”

    専門の野鳥保護団体に助成し、保護活動をバックアップします。

    2016年度助成先 11件、2,000万円

    ※クリックすると具体的な活動内容が表示されます。

    全国鳥類繁殖分布調査で
    日本の鳥の今を明らかにする

    現地調査中の調査者

    NPO法人 バードリサーチ

    シマアオジ、モズ類のように、これまで普通にいたにも関わらず急激に減少してしまった鳥がいます。こうした減少に早めに気付くには、日本に棲むすべての鳥の分布や数を把握し続けていくことが重要です。全国の研究者や野鳥観察者が協力して日本の鳥の今を明らかにしようという活動です。興味のある方は、ぜひご参加ください。

    団体所在地:東京都 助成額:300万円
    2016年活動レポート

    全国の野鳥観察者や研究者が協力し、2020年までに全国の鳥の繁殖状況を明らかにする調査を開始しました。これまでに、大型の魚食性の鳥の分布が拡大していることや激減していた夏鳥に復活の兆しがあることがみえてきました。今後もさらに情報を蓄積し、詳細な変化を明らかにすることで、彼らの保護に役立てていきたいと思います。調査への参加も大歓迎です。

    神の鳥「雷鳥」を
    次世代に引き継ぐために

    ~ニホンライチョウの域外保全に向けた
    飼育繁殖技術の確立~

    自然繁殖により孵化したスバールバルライチョウのヒナと母鳥(画像提供:富山ファミリーパーク)

    (公社)日本動物園水族館協会

    ニホンライチョウは生息環境、気候変動等の影響によって生息が脅かされており、環境省による絶滅危惧ⅠB類として保護増殖事業計画が策定されています。
    (公社)日本動物園水族館協会は、本種の生息域外保全を目標とし、飼育繁殖技術の確立を目指すとともに、各種調査研究を行い、科学的、技術的な知見の集積を進めていきます。

    団体所在地:東京都 助成額:300万円
    2016年活動レポート

    環境省の保護増殖事業計画に基づいて、2015年度よりライチョウの生息域外保全に取り組んでいます。2016年度は乗鞍岳(長野、岐阜)で採集された12卵からオス8羽メス4羽の孵化・育雛に成功し、着実に飼育技術が蓄積されつつあります。今後は飼育下繁殖にも取り組み、飼育の安定化とともに、引き続き飼育繁殖技術の確立を目指します。

    蘇ったシジュウカラガン、
    その未来のために

    日本へ渡ってきたシジュウカラガン

    日本雁を保護する会

    群れの渡来が途絶えてしまったシジュウカラガンの羽数回復を30年以上続けた結果、その数は2,000羽を超えました。この鳥を再び絶滅に追いやらないために、多くの人にこの鳥が歩んできた道とその重要性を伝え、関心や理解を深めてもらうことが、重要と考えています。これまでの取り組みを1冊の本にまとめ、啓発普及のツールとして活用していきます。

    団体所在地:宮城県 助成額:200万円
    2016年活動レポート

    希少種シジュウカラガンを再び絶滅に追いやらないために、これまでの活動成果をまとめた書籍(2016年度助成金で作成)と、新たに作成するポスター、イベント用ツールを活用し、ガンたちの飛来時期に各地でシジュウカラガンの集いを開催し、その啓発普及に努めます。

    データロガーを用いた
    ブッポウソウの越冬地解明
    及び減少要因の検討

    ブッポウソウ捕獲のため、巣箱を設置した電柱に登攀(はん)中

    (公財)山階鳥類研究所

    夏鳥のブッポウソウは全国的に減少していますが、広島・岡山・鳥取の3県では巣箱架設により増えています。減少要因、および巣箱の効果に地域差がある原因はわかっていません。
    小型記録装置を用いて越冬地や渡りルートを解明し、特に東日本地域での減少要因の絞り込みと、効果的な保護策の提案を目指します。

    団体所在地:千葉県 助成額:200万円
    2016年活動レポート

    2015年ブッポウソウに装着したGPSロガーを、2016年に10個回収しましたが、全ロガー損傷のため新情報は得られませんでした。納入予定の代替ロガーを用いて調査を継続していきます。2016年には、鳥取生まれの標識個体が長野で繁殖していました。東西個体の交流が確認された事により、越冬地に差が無い可能性が高まり、減少要因としては国内要因の重要性が高まりました。

    イヌワシの生息環境を
    向上するための
    狩場創出と人材育成

    赤谷の森に生息するイヌワシのつがい

    (公財)日本自然保護協会

    日本自然保護協会は1951年に発足し、日本の自然環境の豊かさを守る活動を半世紀以上に渡って行ってきた自然保護NGOです。
    日本の森林の豊かさと生物多様性を象徴する野生動物として、イヌワシの保護と研究に長年取り組み、群馬県みなかみ町赤谷の森では、イヌワシを指標とした1万haの森林生態系管理を推進しています。

    団体所在地:東京都 助成額:200万円
    2016年活動レポート

    日本の森の豊かさを象徴する野生動物であるイヌワシが、今、絶滅の危機に瀕しています。そのため、森の中に増やしすぎたスギ人工林を伐採して、イヌワシが獲物をとる狩場を創出する試験を始めました。2015年9月に創出した狩場では、イヌワシが獲物を探す行動が見られました。2017年9月には2回目の狩場創出を進めます。

    コウノトリの域外及び域内の
    個体群の保全に関する
    活動について

    野外生まれのコウノトリへの脚環の装着

    コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル

    国内では1971年に野生下絶滅したコウノトリが、関係者の努力により、1988年に繁殖に成功しました。以降数を増やし、2005年にはついに兵庫県で野生復帰を果たしました。今後も、生息域内・域外が連携して保全に取り組むため、2013年に「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル」を結成し、さまざまな取り組みを行っています。

    団体所在地:東京都 助成額:200万円
    2016年活動レポート

    2005年に野生復帰を果たしたコウノトリ。2013年に設立された当団体は、野外と飼育施設が連携した保全活動を進めています。例えば、野外で生まれた鳥への脚環装着や、血縁関係に配慮した繁殖計画を策定しています。2016年12月には、野生復帰事業が始まった韓国から研究者を招聘して国際シンポジウムを開催するなど、海外との連携も深めています。継続取り組みの他にも、飼育施設間の移動等を実施したいと考えています。

    飼育下により創出された
    ヤンバルクイナの
    野生復帰技術研究

    野生復帰を目指したヤンバルクイナ放鳥試験

    NPO法人 どうぶつたちの病院 沖縄

    国内唯一の飛べない鳥ヤンバルクイナは、マングースやノネコなど外来種による捕食や交通事故などにより、絶滅が危惧されています。私たちは、救命救急センターの設置、飼育下繁殖の技術開発、生息分布調査など、絶滅回避へ向けた活動を続けてきました。昨年度からの野生復帰訓練に引き続き、本種の野生復帰訓練および関連調査に取り組んでいきます。

    団体所在地:沖縄県 助成額:200万円
    2016年活動レポート

    放鳥試験個体の齢、能力、放鳥時期について試行した結果、5羽を放鳥個体として選定し、放鳥を行いました。放鳥直後の生存率向上が課題のひとつでありましたが、2016年の放鳥においては、全個体が2週間生存することが出来ました。しかし、10月末以降に相次いで2羽が死亡しているのが見つかり、今後は死亡個体の死因究明、生存個体と死亡個体の比較を行うことで個体選定の技術向上をはかります。さらに馴化訓練等の技術確立も目指します。

    山地に生息する
    サシバの生態解明と
    保護のための基礎資料収集

    ヘビを運搬してきたサシバのオス

    NPO法人 オオタカ保護基金

    サシバは谷津田が卓越する里山環境が主な生息地とされてきたが、水田がほとんどない山地にも生息することが近年明らかになってきました。今後、全国のサシバ保護のあり方を検討するためには、山地における生態の知見を得ることが必要不可欠であります。そこで、山地に生息するサシバの繁殖分布や繁殖状況、餌動物について調査を実施し、山地に生息するサシバの生態解明を進めていきます。

    団体所在地:栃木県 助成額:100万円
    2016年活動レポート

    サシバは水田のほとんどない山地でも生息が確認されていることから、2016年度より石川県南部の山地において繁殖状況、餌動物についての調査を開始しました。その結果、繁殖成功率は92.9%と他地域と比べて高く、巣に運ばれる餌動物は両性爬虫類やムカデ類が多く、一方で関東地方では多く運搬される昆虫類は少ないことがわかってきました。山地サシバの特徴を把握するために、引き続き繁殖生態調査を継続していきます。

    フィリピンにおける
    サシバの密猟撲滅と
    保全対策の推進

    アジア猛禽類ネットワーク

    アジアには渡りを行う猛禽類が55種生息しています。これらの猛禽類保護には、繁殖地・越冬地・渡りルートの総合的な保全が不可欠であり、猛禽類の渡りに関する国際ワークショップをタイで開催し、東南アジア各国が連携して調査・保全を進める体制を構築します。さらにフィリピン北部におけるサシバの密猟をなくすための緊急対策を開始します。

    団体所在地:滋賀県 助成額:170万円
    2016年活動レポート

    フィリピン・ルソン島北部におけるサシバの密猟を根絶するためのプロジェクトを継続的に実施しています。2016年には、地元大学生による密猟監視と渡りのモニタリング調査をしました。その調査をもとに、2017年は地元政府・警察・大学・関係機関と共に密猟根絶を目指し、住民への自然環境保護の普及啓発、Raptor Watch Festivalの開催およびサシバを地域資源としたエコツアーを積極的に進めます。

    「花の島」礼文島で希少海鳥
    (ウミガラス、ウミスズメ、ケイマフリ等)の繁殖調査

    礼文島のケイマフリ

    北海道海鳥保全研究会

    レブンアツモリソウなどの花で有名な北海道の礼文島に海鳥の繁殖地があることはほとんど知られていません。私たちは礼文島で繁殖またはその可能性があるウトウ・ケイマフリ・ウミウの初めてとなる本格的な調査を行うことにより、繁殖の実態を明らかにし、今後の保護措置を提案するための基礎資料とします。

    団体所在地:北海道 助成額:70万円
    2016年活動レポート

    2016年は礼文島・トド島でケイマフリ、ウミガラスの生息状況とウトウヒナの生育状況や餌状況を明らかにしました。今後は餌の調査に加えて、ウトウにジオロガーを装着し、餌場海域を調べることにより、隣接する天売島でウトウの繁殖成績が悪い理由を明らかにします。

    稀少種亜種アカショウビン
    およびクロツグミの
    越冬地解明調査

    アカショウビン亜種

    (公財)しまね自然と環境財団

    私たちは、島根県立三瓶自然館という自然系博物館の管理運営を行っている団体です。
    展示の作成や観察会の実施などの教育普及活動の他に、地域の自然についての調査研究も行っています。その一環として鳥類の生息調査を行っており、近年はアカショウビンクロツグミの越冬地解明調査にも取り組んでいます。

    団体所在地:島根県 助成額:60万円
    2016年活動レポート

    森林の中で美しいさえずりを響かせる夏鳥のアカショウビンクロツグミですが、詳細な越冬地や渡りルートは知られていません。これらの解明をめざして、ジオロケータの装着を行ってきたものの、森林性鳥類のためデータの解析が難航していました。そこで、2016年度に当基金の支援を受けて5個の小型GPSロガーを装着して放鳥しました。今後は、さらなる装着と回収を行ってデータの精度を高めていきます。

  • “愛鳥活動の裾野を広げるために、
    身近な活動を応援していきたい”

    学校のクラブや自治体、
    ボランティア団体などへの支援を行います。

    2016年度助成先 12件、198万円

    ※「活動レポートを見る」ボタンをクリックすると内容が
     表示されます。

    【北海道】ネイチャー研究会inむかわ

    「タンチョウが好きなあなたへ」看板を2基設置
    むかわに定着しているタンチョウを
    正しく理解し、保護する
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    2011年から北海道むかわ町に定着・繁殖しているタンチョウを守ることを目的として、営巣地や育雛地への立ち入り禁止コーン設置などの見守り活動を開始しています。体験プログラム「知ってる?タンチョウのこと」を子どもたちと実施し、より広く知ってもらうために、むかわのタンチョウのことやこの活動を町広報誌へ毎月掲載、啓蒙看板の2基設置、パンフレットも制作しました。見守り活動の成果もあり、2016年生まれの幼鳥はたくましく育っています。

    【北海道】タンチョウ コミュニティ

    コーン収穫活動(タンチョウの冬期給餌用)
    小中学生を中心に、地元の酪農家や住民と協働でデントコーンをつくり、冬のタンチョウの給餌用のエサとして活用する活動
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    北海道東部鶴居村で、タンチョウと地域住民とのよりよい関係づくりを目指し活動しています。本活動では、地元4農場の協力を得て、児童生徒と地域住民が交流しながらタンチョウのエサとなるデントコーンの種まき・収穫などの作業をしたほか、タンチョウ学習にも取り組みました。できあがったデントコーン粒約300kgは、タンチョウ約17羽分/年のエサに相当します。

    【青森県】白神の生き物を観察する会

    巣立ちに成功したシノリガモの親子
    白神山地周辺の川で繁殖するシノリガモの生態とカモを取り巻く自然環境を地元の子供たちと一緒に調査・観察する
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    定点観測している河川で、子育てに2年連続で失敗したシノリガモ。樋口広芳・東京大学名誉教授を招き、現場で指導を受けながら問題点を探った結果、繁殖期に河川へ立ち入る釣り人や、天敵がいることなどがわかりました。釣り人への協力依頼、自動撮影カメラによる天敵調査などが功を奏し、4羽のヒナが巣立ちに成功しました。生育データを取り続ける子供たちも、保護を訴える看板を設置するなど、生育環境の保全へ積極的に取り組みました。

    【新潟県】南魚沼市立第二上田小学校 エコクラブ

    野鳥観察ノート
    上田地域の自然環境保全
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    2016年で5年目になる親子探鳥会を6月5日に開催しました。約100名の親子が集まり、3班に分かれて里山や渓流沿いを歩き、カワセミイカルセグロセキレイなど23種を観察することができました。6月8日には地元の愛鳥家からサシバ(タカ類)のヒナが育っていると連絡が入り、ネイチャークラブや有志で見に行ったところ、白くてふわふわしているヒナを3羽見ることができ、サシバのエサとなるヘビやネズミなどが棲む豊かな自然に感動しました。

    【栃木県】NPO法人 グラウンドワーク西鬼怒
         フクロウ営巣ネットワークプロジェクト

    フクロウの巣立ちの頃
    フクロウの巣箱をかけて繁殖の手助けをし、森林の整備・保全を促進する
    助成額:10万円
    2016年活動レポート

    農村地域の生態系の保全、再生を目的に巣箱によるフクロウの営巣環境を創出する活動を20道府県で継続中です。フクロウの生息圏において『フクロウたちが安心して子育てできる環境』を目指して、2016年においても地元関係者と巣箱作り・巣箱掛け体験や里山整備作業を行いました。また、得られた情報を元に大学と共同でフクロウの研究にも取り組んでいます。

    【富山県】富山市立池多小学校 白鳥探検隊

    白鳥の飛来数を数える子供たち
    毎年田尻池に飛来する白鳥の観察や池の自然環境の整備
    助成額:12万円
    2016年活動レポート

    白鳥やカモ、田尻池を訪れる人々、池多のみんなにとって、よりよい田尻池にするために、田尻池の清掃活動を始めました。清掃活動を行う中で、白鳥やカモ、田尻池についてもっと知りたいという思いが段々と芽生え、それらについて調べたことをパネルにまとめました。そのパネルを田尻池などに設置し、池を訪れる人の白鳥やカモに対する興味・関心を高めていければと思っています。

    【東京都】つくし野ビオトーププロジェクト

    自主制作した巣箱を持ち帰る
    大都市近郊住宅地における野鳥生態の理解推進と野鳥がすめる環境理解・保護・巣箱の設置
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    2016年度は活動開始11年目となり、全18回の活動を実施しました。都市近郊住宅地の畑で野菜を通年栽培しながら、季節変化や野菜の成長、身近な野鳥と人の暮しの関わりを、体験を通じて実感しています。2016年1月には、校庭にある巣箱9個全てで営巣を確認でき、メンテナンス後に再取り付けをしました。鳥と人との関わりを学習後、新たに巣箱18個を各自で製作し、自宅庭や祖父母宅へ送り設置しました。

    【東京都】青梅自然誌研究グループ

    オオタカの行動調査
    市民によるオオタカのモニタリング調査15年のまとめ
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    青梅自然誌研究グループは、2002年から東京都青梅市および周辺市町において、オオタカなどの猛禽類の繁殖状況モニタリング調査を実施しています。2016年に実施したモニタリング調査が通算15年目になることから、これまでの調査結果を整理して『青梅市の猛禽類』として出版することを予定しています。

    【東京都】八王子市立上川口小学校 愛鳥モデル校
         推進プロジェクト&畑山・野鳥観察クラブ

    水辺での野鳥自然観察会
    地域の里山に親しみながら、自然と鳥を慈しむ心を育てる活動
    助成額:10万円
    2016年活動レポート

    上川口小学校では、2016年度に年4回の野鳥自然観察会を実施しました。4月、12月、2月は学校周辺の里山や川辺を3つのコースに分けて、散策しながら身近に見られる野鳥の姿や鳴き声を観察し、観察後は見られた鳥について詳しく調べるなどの活動をしました。5月には、全校でバスに乗って秋川まで足を延ばし、川周辺をたてわり班で散策しながら水辺に見られる野鳥を中心に観察しました。

    【東京都】世田谷区立二子玉川小学校 愛鳥委員会

    多摩川兵庫島での探鳥会
    多摩川愛鳥活動
    助成額:10万円
    2016年活動レポート

    2016年には多摩川兵庫島で探鳥会を行い、野鳥への理解を深めていきました。また、愛鳥委員会では、愛鳥検定の問題をつくり、全校で実施。活動のまとめとして、全校児童が「ことり文集」を作成しました。愛鳥活動を中心とした自然とのふれあいを通して、生命尊重・自然愛護の心情を育てています。

    【三重県】なたね通信

    四日市市における自然観察・環境調査
    四日市市の工場地帯に生息する野鳥の地域参加型生息調査、記録の実施および野鳥観察ガイドマップ、野鳥紹介映像の作成
    助成額:16万円
    2016年活動レポート

    公害を経験した四日市市の環境を継続して保全するために、自然観察や環境調査、収集した情報を地域に発信しています。2016年には、専門家と地元高校2校が協働で調査を実施。調査者が増えた事で、今まで確認されなかった絶滅危惧種(三重県)を含むシギ類、底生生物が発見できました。また、参加した小学生たちが野鳥や、エサとなるカニ類を自由研究の題材として、自主的にフィールドへ通うようになるなど活動が市民へ波及しました。

    【沖縄県】Yambaru Green(やんばるぐりーん)

    ドライバーへ衝突注意を呼びかける旗振り活動
    ヤンバルクイナの交通事故防止を呼びかける旗振り活動
    助成額:20万円
    2016年活動レポート

    私たちは、沖縄島北部国頭村で自然体験ツアーや野生生物調査などを行っている団体です。ヤンバルクイナの活動が活発な早朝に、交通事故が多発する場所において、ドライバーへヤンバルクイナの交通事故防止を促す活動と勉強会を実施しました。事前勉強会の実施と地域住民がこの活動に参加する事により、道路を往来するドライバーへの理解も進んだように思えます。

  • 「水辺の大型鳥類保護部門」
  • 「鳥類保護団体への活動助成」部門
  • 「地域愛鳥活動助成」部門
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