お気に入りを見つけよう!日本の鳥百科

スズメ

人の住んでいるところにすむ
とっても身近な鳥

全長14.5cm。短くて太めで、草の種子を食べるくちばしをしている。日本中に分布していて、市街地、住宅地などにいる他、人家のある集落には生息しています。留鳥で渡りはしないと考えられていますが、新潟県から岡山県、愛知県、関東地方などへ移動するものはいます。人間にとっていちばん身近な、そのくせいちばん人間にいじめられてきたのが、スズメです。ヒトが鳥に近づくためには、野鳥の原点ともいえるスズメの警戒心をなくすことですが、スズメはまだ、ヒトを見ると逃げます。でもこれは日本のことで、ロンドンのハイド・パークやパリのモンマルトルなどでは、人を見ると近づいてきます。人はいつもポケットにパン屑やエサを持って与えています。日本のスズメがこうなるのはいつのことでしょう。
ドイツには、スズメに関するこんなエピソードがあります。 プロシアのフリードリヒ大王はサクランボが大好きでしたが、この実がスズメに食われるので、スズメ駆除の命令を出しました。しかしその結果、スズメがいなくなったかわりに害虫が大発生し、サクランボの樹までがやられてしまいました。大王は自らの非を悟り、鳥類の保護にあたり、害虫の駆除につとめたといいます。
/ いそがしや 昼飯頃の 親雀 正岡子規 /

全長 14.5cm
渡り区分 留鳥

「渡り区分」の種類

環境 市街・住宅地/河川・湖沼/農耕地/草地
鳴き声

「鳴き声」の種類

上田秀雄

※音を消したい場合は、もう一度クリック
してください。

※当サイトの内容、テキスト、画像、音源等の無断転載・無断使用を禁止します。

鳥を探してみよう!

特徴で探そう!
鳴き声で探そう!

フリーワードで探そう!

※「日本の鳥百科」のページを
 検索します。
※ワードの間にスペースを入れて
 AND検索ができます。

気になる鳥を見てみよう!

最近チェックした鳥

このページの先頭へ