T.M. ： 壁や困難にぶつかった時には、その対象から何か興味を持てるものを探し出してみてください。興味や関心を持つためには、その対象のことを良く知らなければなりません。よく知ろうと思って対象に正対すると、とても越えられそうになかった壁が案外低かったり、それほどの困難ではなかったりすることに気づくこともあります。何にでも興味持って取り組んでください。
望む人物像としては、自分の非を素直に認めることができる人。その上で、少し小生意気なくらいに自分の考えを述べることができる後輩に来てほしいです。

M.A. ： 現実を冷静に分析することは重要なことですが、現実的であることと妥協をすることは全く違うことです。妥協したらそこで終わってしまいます。それに妥協は安易な気持ちに通じます。履歴書の文字が汚くなったり、誤字・脱字が多くなったり、説明会をサボったりと、自らチャンスを逃すことになりかねません。頑張ってください！
入社してほしいのは、部署的な観点から言うと、客観的に情勢を読める人に来てほしいです。様々な目的を持った部署、個性を持った人たちと協業して仕事を進めていきますから、全体を冷静に俯瞰的に捉えることができる人に来てほしいです。

S.I. ： 就職活動中、私も心折れたことが何回もあります。でも、決してへこたれませんでした。払うべき努力を怠らず、「何とかなる」と思い続け、行動すれば何とかなるもんです。私も企業研究や面接前の準備には、自分にできる最大限のことを実行しました。 実際の面接と私の想定問答は遠くかけ離れたものでしたが、これを何とか乗り切ることができたのも、準備を怠らなかったおかげだと思います。
私のように元気いっぱいな人に来ていただきたいと思います。

A.K. ： 私も準備には万全を期しました。自信の無さから来る緊張と、準備の成果を問われる緊張はまるで異なるものです。準備を尽くし、大いに緊張してください。 当社以外の面接では、就活指南書どおりの紋切り型の答えを用意することが多かったんですが、ＳＳＣは人柄が自然に出るような質問をしてくれます。気づいたら、スラスラと考えや感想を述べている自分がいました。
私たちの同期は、男子が女子っぽくて、女子が男子っぽいので、来年はガッツある男子に来てほしいですね。

T.K. ： 焦らないでほしいですね。私も就職活動中、焦っていたことがありました。不安になって、どこの会社でもいいという気持ちにもなりました。今振り返ると、これが一番いけないことだったのだと感じます。「どこの会社でもいい」などと考えているうちは、どこの会社にも受かりません。 何とか気持ちを建て直し、真剣に取り組むことで当社に入社することができました。
入社してほしい学生像ですが、さきほどA.K.さんから同期の男が大人しいと評されました。そういう面はちょっとあるかもしれませんね。同期の女性に「大人しい」と言われないような元気な人に是非来ていただきたいです。

T.A. ： 私も皆さんと同様のメッセージになりますが、準備の話が出ましたので付け加えますと、例えば面接の準備をするのであれば、「準備のための準備」にならないよう注意してください。あくまで、自分の思いや考えのポイントを絞り込んで確固たるものにすることが準備であって、想定問答を暗記することが準備ではありません。 確固たるものがあれば、意表をつく質問に対しても自然に頭が回答を導き出してくれます。 多くの方が複数の会社を受けられると思います。一つ一つの会社に合わせて準備を進めることはとても大変ですが、まさに、それこそが就職活動だと思って頑張ってください。
そして、私は、何事にも‘ブレない’人に入社していただきたいです。それは内に秘めたものでも構わないので、その人の芯というか核のような個性を持った人ですね。

「みなさん仲がいいですね。今日はありがとうございました」