毎年11月に解禁されるボジョレーヌーヴォー。
名前は聞いたことあるけど、よく分からない。
なんで解禁日があるの!?
ボジョレーヌーヴォーの
誕生に迫る旅に出よう!
「ボジョレー ヌーヴォー」とは、
フランス・ボジョレー地区で
その年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワインです。
毎年11月の第3木曜日に解禁となり、
“旬を味わう、旬のワイン”として
世界中で楽しまれています。
ジョルジュ
デュブッフのワイナリーがある
ボジョレー地方を巡りながら、収穫や醸造の様子、
出来上がったヌーヴォーの楽しみ方を
写真でご紹介します。
ボジョレーとはフランスの地名。
その名は、「美しい高台」を意味する
ボージュ "Beaujeu" に由来しています。
ヌーヴォー“Nouveau”とはフランス語で
“新しい”の意味。
つまり、ボジョレーヌーヴォーとはボジョレー地区で
その年に収穫したぶどうからつくられる
新酒のことなのです。
ジョルジュデュブッフ社で輸出部長を務める、
ボジョレーの帝王と呼ばれているデュブッフ氏の孫。
彼は一族でおじいちゃんの次に味覚のセンスがすごいそう。
大好物はカツ丼。毎年日本で食べるのを楽しみにしているらしい。
畑で収穫されたぶどうは、
ワイナリーに運ばれて、醸造される。
その年のうちにボジョレーヌーヴォーとして
完成するんだ!
世界中から集まってきた人たちがていねいに手摘み
で収穫したぶどうを、
その年のうちに仕上げた新酒。
それがボジョレーヌーヴォーです。
もともと、ぶどうの収穫に感謝し、祝うとともに、
その年のぶどうの作柄を確かめるために
つくられたとも言われており
フレッシュでいきいきとしたおいしさが魅力なんです!
日本向けの独自ブレンドもあるんだって!
早出し競争による品質低下を防ぐためフランス政府が
解禁日を設けたのです。
ちなみに、当初、解禁日は11月15日でしたが、
この日が土日にあたるとワイン運搬業者が
お休みになってしまうため、
1985年より11月の第3木曜日に改定されました。
ジョルジュ デュブッフ社の創業者であり、ボジョレーヌーヴォーを世界に広めた第一人者!
「神の鼻」を持つと言われていて、
ボジョレーヌーヴォーを世界的ブランドにした
功績から「ボジョレーの帝王」と呼ばれています。
そんなデュブッフ社のテイスティングルームに
お邪魔してきました。
ボジョレーのすぐそばにある美食の街リヨン。
この街でボジョレーヌーヴォーは、有名になったんだ。
ちなみにリヨンにはソーヌ川とローヌ川が流れているけど、
解禁の季節には「3本目の川」ボジョレーヌーヴォー
が流れると言われているよ。
それくらい美食の街に愛されているんだね。