アメリカンウイスキーの頂点に立つ傑作シリーズ、クラフトバーボン。

ビーム家6代目ブッカー・ノウがつくりと味わいへの自らの理想と信念を貫いて誕生させたクラフトバーボンシリーズ。7代目フレッド・ノウはいま、この深遠なプレミアムバーボンのより高い頂きを目指して香味探求をつづけながら、父の魂を伝承しつづけている。

ブッカー・ノウ | Booker Noe 1929 ~ 2004
革新者であった名匠ブッカー・ノウの思想と理想

クラフトバーボンとは、厳選した最上級の原料をはじめ、仕込みから蒸溜、貯蔵までつくり手の特別な意図や思想が色濃く反映されたバーボンのことを言う。加えてスモールバッチ(小ロット)と呼ばれる、生産数量が限定された製品でもある。
いまアメリカンウイスキーの頂点に立つプレミムなクラフトバーボンというカテゴリーを創出したのは、「ジムビーム」で知られるビーム家6代目ブッカー・ノウである。200年超もの長い年月、アメリカンウイスキー業界を牽引してきた名門ビーム家伝承の技術の粋を結集し、進化させた。そこには “本来あったバーボンの姿”をよみがえらせるという原点回帰的な思想、何よりもブッカー・ノウが理想とした技術革新が根底にある。

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“本来あったバーボンの姿”を目指して復刻

原点回帰とは古き良き時代のバーボンの姿のことである。
アメリカ禁酒法(1920~1933)以前のバーボンは力強かった。とくに19世紀末から20世紀はじめにかけては、4年以上深く熟成し、アルコール度数100プルーフ(50%)以上で瓶詰めされたバーボンが人々を魅了していた。
その禁酒法以前の力強いバーボンの姿をよみがえらせることにブッカー・ノウは情熱を注いだ。そして理想とする香味への技術革新である。単に力強いだけではない。蒸溜までのつくり込みはもちろん、細心で徹底した樽貯蔵管理によっていままでになかった長期熟成の深遠でリッチな香味を抱いたバーボンを次々と誕生させる。
それが「ノブ クリーク」「ブッカーズ」「ベイカーズ」。洗練された力強さを特長としている。唯一アルコール度数40%の「ベイゼルヘイデン」には、その昔ライウイスキーが興隆した時代の懐古を込めた。ライ麦を「ジムビーム」の2倍強も使用したものだ。
これらの新たな香味の創出により、ブッカー・ノウはバーボン業界の革新者として伝説となった。

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フレッド・ノウ | Frederick Booker Noe III
フレッド・ノウが父の魂を継承

現在7代目フレッド・ノウが名匠と謳われた父の創造した香味からさらに高い頂を目指し、追求をつづけている。
長期熟成による、深く豊かで力強い香味づくりがフレッドの信念である。厳選した1樽の深遠でリッチな「ノブ クリーク シングルバレル」はフレッドが開発したものである。これはバーボン製造の初期、樽売りの時代を彷彿とさせるが、彼はいまも新たなバーボンの世界の創造をつづけながら父の魂を伝承している。
クラフトバーボンにはこうした名匠たちの明確な思想や信念が宿っている。

バーボンエッセイ