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- -色
- 琥珀色
- -香り
- バニラ・ナッツ・オークの樽香
- -味わい
- 力強いバニラの甘み・キャラメル・かすかにスモーキー
- -フィニッシュ
- リッチな甘い余韻が長くつづく
シリーズのなかでも最も長い9年を超える熟成をした逸品「ノブ クリーク」。6代目ブッカー・ノウが禁酒法以前の“本来あったバーボンの姿”を目指して復刻。アルコール 度数100プルーフ(50%)の力強いバーボンである。
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- -色
- 深い赤褐色
- -香り
- キャラメル・スモーキーともいえるオークの香ばしさ
- -味わい
- 濃厚なキャラメルの甘み・アーモンドのような香ばしさ
- -フィニッシュ
- 深くゆったりとした長い余韻
フレッドは「さらに力強く、リッチな甘みを抱いている」と説明する。父が創出した“バーボン本来の姿”を語るにふさわしい1樽をフレッドが選び抜いて、瓶詰めしたものだ。
世界のウイスキーづくりのプロフェッショナルたちが唸ったこのシングルバレルを、フレッドは日本のウイスキー愛好家に是非味わっていただきたいと切望している。
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- -色
- 明るい琥珀色
- -香り
- ハーブ・ライ麦
- -味わい
- スパイシー・バニラ・オーク
- -フィニッシュ
- 温かみがありスムーズ・穏やかなスパイシーさ
トウモロコシを主原料にするバーボンではなく、ライ麦を主原料にするライウイスキー。フレッドが原点回帰のクラフト思想をもとに、かつてのライ興隆時代の懐古を込めて力強さのあるライウイスキーを復活させた。
クラフトシリーズらしい力強くリッチな香味特性に潜むハーブ的な感覚は、ブルーグラス・ステートと呼ばれるケンタッキーの草原をそよぐ、甘く爽やかな風を想起させる。
禁酒法施行以前のバーボンが力強かった理由のひとつとして、1897年に制定された法律ボトルド・イン・ボンドがある。当時、水で薄めた粗悪品や混ぜ物をしたイミテーションが出回り、市場の混乱を招くとともに酒税という国家財政への影響が懸念され、定められたものだ。
1蒸溜所で1年のうちの1シーズンだけ蒸溜したものだけを樽詰めし、政府税官吏監督のもとで4年以上熟成、アルコール度数50%以上で瓶詰めする。この条件を満たした製品に限りボンデッド、またはボトルド・イン・ボンドと名乗ることができるというものだった。この品質保証により深遠で力強いリッチなバーボンが誕生していった。「ノブクリーク」はその当時の味わいを復刻したものである。「ノブ クリーク」とはケンタッキー・ヒルにある小川の名前。ケンタッキー出身の第16代大統領リンカーンが幼少期を過ごした土地であり、この力強いバーボンにアメリカの最も偉大な大統領の育った地の名を冠した。
独特のスタイリングは禁酒法時代を物語る。人々はブーツに隠しやすい形状のフラスクボトルに酒を入れて持ち歩いた。その形状を取り入れたものである。ラベルの紙質やデザインは、新聞紙にボトルをくるみ、取締官の目を盗んで持ち歩き、飲んでいたことにちなむ。
毎年ロンドンで開かれる世界的権威のある酒類コンペティションISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)。選ばれた世界の優秀なブレンダーやディスティラリーマネージャーたちが審査することで名高い。
「ノブ クリーク」は、ISC2014においてウイスキー部門でGOLDを受賞。さらに「ノブ クリーク シングルバレル」はウイスキー部門最高賞のTrophy(トロフィー)の栄誉に輝いた。力強さと香味の深遠さを世界が認めた。