DAKARA給水所事例

夏場の飲料配布を
まるごとアウトソーシング!

冷えた飲料をいつでも飲める環境づくり「水分補給が増えた」と多くの従業員が実感
冷えた飲料をいつでも飲める環境づくり「水分補給が増えた」と多くの従業員が実感

「DAKARA給水所」を
導入した結果

課題

効果

課題

従業員約800人へ飲料提供する為の、
発注・管理・補充等の運用業務が、
担当者の大きな負荷に。

効果

アウトソーシングすることで、
担当者の運用業務が軽減!
多くの従業員が水分補給が増加!

担当者写真:JFEスチール様エントランス前にて担当者写真:JFEスチール様エントランス前にて

JFEスチール株式会社
棒線事業部 仙台製造所

藤城 正太郎さま
笹村 優喜 さま

業種鉄鋼業

ご利用規模約800名

導入時期2025年

JFEスチール株式会社 棒線事業部 仙台製造所の工場には、室温が40度を超えるような厳しい暑熱環境の中で働く人たちがいます。
そこで同製造所では、2025年に熱中症対策としてDAKARA給水所を導入。従業員の7割が「水分補給回数が増えた」と実感しているとのことです。
DAKARA給水所の導入のきっかけや運用方法、成果について担当者にお話を伺いました。

「安全はすべてに優先する」を基本に熱中症対策に取り組む

「安全はすべてに優先する」ポスター 職場の皆さんへ 清算を思い、安全を犠牲にすることなかれ それによる損失はすべて小職が責任を負う「とめてくれてありがとう」仙台製造所長 田中秀栄

―職場内に貼られた安全健康活動方針のポスターや、仙台製造所長の手書きメッセージが印象的です。具体的にどのような方針で安全対策に取り組まれていますか。

(藤城さま) 
高温・重量物といった危険性の高いものを扱う職場だけに、「安全はすべてに優先する」という考えが基本指針になっています。鉄鋼業は、万が一のアクシデントが重大災害になりやすいという側面がありますから。安全が確保できない状況になった場合は、すぐに設備を止めて作業を中止します。製造所長のメッセージ「止めてくれてありがとう」には、安全最優先の想いが込められています(画像参照)。   

(笹村さま) 
熱中症対策も同様の考え方に基づき、体調に異変を感じたら無理はせず、すぐ休むのがセオリーです。
従業員には「休むことは悪いことではない」という意識を持ってもらうようにしています。   

鉄鋼業ならではの厳しい暑熱環境

製造所の外観

―鉄鋼製品をつくる職場の暑熱環境とは、どのようなものなのでしょうか。

(笹村さま) 
仙台製造所の場合、まず鉄スクラップに電気を加えて溶かし、中間製品である鋼塊をつくる工程があります。さらに、鋼塊に熱と圧力を加えて線材や棒鋼をつくっていきます。
鉄スクラップを溶かす電気炉内の温度は約1600度に達し、加熱工程では工場内の室温が40度を超えることもあります。

―暑熱環境である職場で、どのような熱中症対策をしているのでしょうか。

(藤城さま) 
先ほどお話しした「安全はすべてに優先する」という理念の下、熱中症も災害と捉えゼロを目指す活動ををしています。
製造現場では、WBGT値※を指標にして作業時間を設定することはもちろん、暑熱環境改善のための設備投資も行っています。

また、全国の拠点にいる安全健康室長とは、月1回の会議やグループチャットで情報共有しており、その中で他拠点での熱中症対策の新規アイデア等あれば自地区に取り入れたりもしています。

熱中症教育も従業員の意識を高めるために大切ですから、毎年、本格的な暑さが来る前に実施しています。就業前のミーティングでは毎日、熱中症対策も含めて必ず安全についての話を共有し、就業中は管理者による声掛けで熱中症を事前に防ぐようにしています。

インタビューの様子:藤城さま

―熱中症対策には、水分補給のあり方は非常に重要だと思います。
現場では、どのような点に留意して取り組まれているのでしょうか。

(藤城さま) 
特に暑熱環境にある職場の勤務体制は一日7.25時間労働、45分の食事休憩となっていますが、水分補給のための休憩はWBGT値に従い、食事休憩とは別にまめに行うように指導しています。また、身体をクールダウンするために“しっかり冷えた”飲料を取ることも大切です。

ただ、こうしたこまめな補給を組織全体で徹底しようとすると、以前のような「決まった場所に飲料を取りに行く」あるいは「各自が持ち込む」という運用では、どうしても限界がありました。
※WBGT値(暑さ指数):気温、湿度、日射、気流の4要素を総合的に評価して、人が受ける暑熱環境による熱ストレスを評価し、熱中症を予防するための指標

飲料の手配・管理・補充の手間や、持ち運びの負担が課題に

DAKARA給水所 自販機

―DAKARA給水所の導入のきっかけを教えてください。

(藤城さま) 
熱中症対策として、飲料の配布やウォーターサーバーの設置は以前から行っていました。仙台製造所の暑熱環境で働く従業員は、JFE社員と協力会社を合わせて約800人おり、人員分の飲料の発注業務や保管場所の確保、管理、補充、冷蔵の手間などが課題となっていました。

飲料の在庫を冷蔵保管している場所から、従業員が各自、現場まで数本ずつペットボトルを持っていくのですが、構内を最長で500m程度を徒歩で移動しなくてはなりません。そのため、酷暑の時期は移動の間にせっかく冷やした飲料がぬるくなってしまうこともあったんです。

これまでは「決まった場所に飲料を取りに行く」スタイルでしたが、これでは移動の負担や温度管理に限界があります。熱中症対策を万全にするには、喉が渇く「現場のすぐ近く」で、かつ「常に冷えた状態」の飲料を供給できる仕組みが必要だと考えました。

これらの問題を解決するために、現場の動線上に設置でき、補充や管理の手間もかからない「DAKARA給水所」なら、これらの課題を一度に解決できると判断し、導入を決めました。熱中症対策期間中(4月中旬~10月末)は本数無制限、無料で利用できる設定としました。

確実な補給体制やデータ提供に加え、
冷えたおいしい飲料を各種選べる点も決め手に

インタビューの様子:笹村さま

―他社の同様なサービスと比較検討した上で、
DAKARA給水所を選んだ理由を教えてください。

(藤城さま) 
まずは、専用のカードを自販機にタッチするだけで、キンキンに冷えた飲料がすぐ手に入る点ですね。財布を持ち歩く事が出来ないので、現場へ向かう際の荷物を最小限に抑えられるのは、従業員にとって大きなメリットです。

毎日、膨大な量の飲料を消費しますから、飲料の発注・管理・補充作業を行わずに済み、飲料に関わる運用をまるごとアウトソーシングできるので、手間いらずで大いに助かっています。商品ラインナップも豊富で、おいしい飲料が多いですね。 
現在はカードで各従業員が利用していますが、今後は摂取状況などのデータも活用していけると心強いですね。例えば、個々の飲用傾向を把握することで、より一人ひとりの状況に寄り添った声掛けや、健康管理のサポートに繋げていけるのではないかと期待しています。そうすることで、熱中症予防の精度をさらに高めていきたいと考えています。

(笹村さま) 
ちなみに2025年の7月~8月には、毎日一人あたり平均3本(1.5リットル)摂取していました。

―約800人の従業員が毎日平均3本摂取するわけですから、膨大な数になりますね! 飲料補給に関する業務をアウトソーシングして、負担が大きく減ったことがよく理解できます。

98%の従業員が「来年も実施してほしい」と回答

熱中症対策 DAKARA給水所自販機設置個所

―自販機は何か所に設置したのでしょうか。また、
場所はどのようにして決めたのでしょうか。

(藤城さま) 
2025年6月にDAKARA給水所を導入し、7月までに10か所設置しました。設置場所は電源を取れることが条件となりますが、現場で働く従業員のアクセスのしやすさを考慮して決めています。 まずは、更衣室が近くにあり、出勤時には必ず立ち寄るミーティングルームに置きました。さらに、
暑熱環境で働く従業員の動線を考慮して、現場のオペレーターが集まる建屋内の詰所やトイレの近く、出退勤時に必ず通る場所にも置いています。

―従業員の皆さんの反応はいかがですか。

(藤城さま) 
2025年末に取ったアンケートによれば、DAKARA給水所の導入で「以前より水分補給を意識するようになった」という回答が7割強、「水分補給の回数・頻度が増えた」という回答が7割でした。
また、「2026年も実施した方がよい」と回答した従業員は98%と、満足度が高いことが分かっています。

(笹村さま) 
「大きなペットボトルを長い距離持ち歩かなくて済む」「飲みたいときに冷えた飲料をすぐ飲める」という声も届いていますね。「もっと自販機の台数を増やしてほしい」という意見もあり、来年度は人員が多く集まる場所に増設を検討中です。

(藤城さま) 
作業着の色が変わるほどに汗をかいた従業員が、冷えた飲料を飲んで満足そうな顔をしているのを見たことがあります。その表情を見て「DAKARA給水所を導入してよかったな」と実感しました。
また、退勤時に飲料を買って帰る従業員もいます。仕事終わりにすぐ水分を補給すると、体力の回復に効きますからいいのではないでしょうか。
来年度も引き続きDAKARA給水所の導入を考えていますが、熱中症の啓蒙ポスターなどを掲示して、従業員の意識を一層高めていきたいと考えています。

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