京都福寿園

京都福寿園 KYOTO FUKUJUEN

京都福寿園 KYOTO FUKUJUEN

京都福寿園は、寛政二年(1790年)に、 初代、福井伊右衛門によって 京都に創業された茶舗。
お茶のおいしさを広く気さくに。 という精神で、 日本における お茶文化浸透の一翼を 担ってきました。
おいしさへの追求を続けてきた末に、 創業200年には、 お茶を多面的に捉えた研究機関を設立。
そして2004年。現代生活にフィットした ペットボトルでの 本格緑茶「伊右衛門」を サントリーと共同開発しました。
時代を超えて脈々と受け継がれてきた、 確かな技術と誇りで、
日本茶の新しいおいしさへの革新を、 世界に発信し続けています。

伝統と誇りを受け継ぐ「茶匠」

茶匠とは、お茶づくりにおける最高責任者。 全国の茶農家をまわり、
原料となる茶葉を厳選する「仕入れ」から、 「火入れ」と呼ばれる焙煎、 さらに数種類の
茶葉を組み合わせ、 個性を引き出す「合組(ごうぐみ)」までを 一手に引き受ける、 お茶の匠です。

福寿園茶匠

谷口 良三

お茶のふるさと、京都宇治田原に生まれる。幼き頃から茶農家の仕事に従事し、現在福寿園の茶匠をつとめる。茶葉を見れば、その茶葉がどのように育てられてきたのか一目見て分かる技術を持ち、伊右衛門発売当初から、使用する茶葉の最高責任者を務める。伊右衛門のマスターブレンダー。

お茶のふるさと、京都宇治田原に生まれる。幼き頃から茶農家の仕事に従事し、現在福寿園の茶匠をつとめる。茶葉を見れば、その茶葉がどのように育てられてきたのか一目見て分かる技術を持ち、伊右衛門発売当初から、使用する茶葉の最高責任者を務める。伊右衛門のマスターブレンダー。

  • ①目利き 茶匠の五感による茶葉の見極め
  • ②合組 茶匠の五感による最適な茶葉のブレンド
  • ③品質管理 茶農家との信頼関係の構築 良質な国産茶葉の安定供給

茶匠による目利き

「伊右衛門の味わいにふさわしい茶葉」の 基準は 茶匠が持っています。
あらゆる茶葉がその基準に 適合するかをみるために、 官能審査という 五感を使った検査を日々行い、
それぞれの茶葉の特性を 最大限に生かすことを 心掛けています。

〇煎茶(新茶) さわやかな青々しい香り、〇かぶせ茶 まろやかな旨み、〇煎茶(火入り) 甘香ばしい香り、×ふさわしくない茶葉 香り、旨みなどが足りなく、伊右衛門の味わいにふさわしくない茶葉を入れない。

茶匠による合組

お茶は、単一の茶葉では おいしいお茶にはなりません。
香りや甘み、そして適度な渋みをバランスよく 持たせるために、 それぞれの特徴を持った
茶葉をブレンド=「合組」します。
茶匠は常に、お茶を飲むシーンまで イメージし、 お茶の旨みと渋み、
香りのバランスを 決定しているのです。

1000通りもの合組の中から伊右衛門にふさわしいたった1組の組み合わせを探し当てる。
1000通りもの合組の中から伊右衛門にふさわしい たった1組の 組み合わせを探し当てる。