Structure & Locations
自由な発想を
刺激する
開かれた研究環境
研究開発に集中するための自由な環境と
アイデアの事業化を両立する研究所。
お客さまの笑顔を目標に、驚きや喜びを生む研究を行っています。
お客さまの価値を見据えた長期視点の研究開発
サントリーグローバルイノベーションセンター(以下、当社)は、サントリーグループの基盤技術研究を担っており、基礎研究に重点を置きながら、長期的な視点で社会実装も見据えて活動をしています。研究テーマは、5年後、10年後のお客さまの喜びや輝きに貢献するものを設定。未来の暮らしに役立つ新しい価値を実現するため、難易度の高い課題に粘り強く挑戦し続けています。
持続的なイノベーション創出とサイエンス追究を目指す3軸の研究
当社では、「現行事業領域」「新領域」「基盤研究領域」の3つの軸で研究を同時並行で推進しています。飲料・酒類・健康食品など既存事業の飛躍的成長を支える研究、社会課題の解決を見据えた新たな市場創出を目指す研究、そして世界最高峰の学術的成果を目指す基盤研究――これらの取り組みを通じて、持続的なイノベーションの創出とサイエンスの追究に挑んでいます。
多様な研究者同士の知の交流(“響創”)で生まれる新たな領域
3つの軸のうち、新たな市場を創造する新領域については、分野や専門を越えた研究者同士の交流、そして社外パートナーや社内の新規事業開発部署との連携を通じて、新たな発想と価値を生み出すことを重要視しています。この「響創」の場から生まれるアイデアは、既存の枠を超えた新しい研究領域や事業の芽へと発展し、社会課題の解決や次世代市場の創出へとつながっています。
東西2拠点で生み出すイノベーション
当社は、京都府のけいはんな学研都市(正式名称:関西文化学術研究都市)と東京都のお台場に拠点を構えています。各拠点はそれぞれが持つ環境や人的ネットワークの特徴を活かし、異なる役割を担いながら、研究、技術、事業の開発を行っています。基盤研究の深化から市場に根ざした知見の獲得まで、多様な環境を活かして世界中の研究者との連携を推進しています。
京都|サントリー ワールド リサーチセンター
知が集い、新たな発想が生まれる場
京都・大阪・奈良の3府県にまたがる学研都市「けいはんな」。その京都府エリアに2015年、サントリー ワールド リサーチセンターが開設されました。この拠点には、サントリーホールディングス(株)安全性科学センター、サントリーウエルネス(株)生命科学研究所、(公財)サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所などが入居し、グループ横断的な研究体制を形成しています。「知の交流」を促すオープンな空間では、内外の研究者が日々行き交い、多様な発想が響きあいながら、新しい価値の創出が進められています。
東京|サントリーワールドヘッドクォーターズ
生活者とビジネスのリアルを研究へつなぐ拠点
東京に位置するサントリーワールドヘッドクォーターズは、都心に近い立地特性を活かし、生活者のインサイトやビジネスの最前線の視点を研究開発に反映させる拠点です。事業開発の成功には、お客さまの声に基づく深い洞察を起点に、価値の検証や研究の方向修正を重ねることが欠かせません。当社の事業開発チームは、この拠点をハブとして、研究成果と市場理解を結びつけ、社会や生活に新しい価値をもたらす成果の実現を目指しています。