2025.12.22

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「特茶」 開発物語

「特茶」 開発物語
「特茶」 開発物語

発売からわずか11カ月で販売数量1,000万ケースを突破! 大ヒット商品「特茶」を生みだしたのは、長年にわたる社員の熱意と努力でした。

本記事は2015年に弊社コーポレートサイトにて掲載された内容を、再編集したものです。記載の役職・部署名・写真などは、原則として掲載当時(2015年)の情報です。現在とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

開発の概要

「伊右衛門 特茶」の開発は、1980年代後半から続くサントリーのポリフェノールサイエンスを原点としています。

2003年頃から体脂肪低減トクホ市場が拡大するなか、サントリーは先行製品と異なるコンセプト、「食事以外のシーン」で飲めるトクホ飲料の開発に向けて動き出しました。多くの素材から、脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体を有効成分として見出すことに成功。この成分でトクホ許可を得るため、長期にわたる人での効能評価(ヒト試験)と、初のトクホ成分であるがゆえに慎重な審査をクリアする必要がありました。申請から許可が下りるまで通常は2年かかるところ、特茶の場合はなんと5年もの歳月を要しました。

その後、商品化にあたって当初のレモン風味から、消費者のベネフィットを考慮し緑茶飲料へと路線変更。「特茶」は、科学的根拠と市場のニーズを追求した結果として誕生したのです。

開発ストーリー

長年にわたる特茶の開発には、多くの社員が関わっています。原点であるポリフェノール研究から、新素材の探索、トクホ申請、商品化までの長い道のりを、関係者の目線から語ってもらいました。

〈第1章 原点〉すべてはポリフェノール研究から始まった
〈第2章 挑戦〉一気に拡大したトクホ市場に打って出た「黒烏龍茶」
〈第3章 発見〉特茶誕生の鍵となった新素材の探索
〈第4章 探究-1〉想像以上に厳しい審査にトクホ初の成分で挑戦
〈第4章 探究-2〉多くの労力を要する人での効能評価試験
〈第4章 探究-3〉長かったトクホ申請から許可までの道のり
〈第5章 創造〉消費者インサイトを見極めて具現化した「伊右衛門 特茶」
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